今月4日、新幹線「ひかり126号」東京行きともう一本の2本の新幹線が、新関門トンネルの中で停電のため立ち往生。700人の乗客が、2時間半にわたって海底トンネルに取り残されるという、新幹線史上初めての事故が起きた。トンネルの天井部分からコンクリートがはがれ落ちていた。停電の原因は壊れた箇所から、塩分を含んだ水が激しく漏れ出したためだった。トンネル内に漏れ出す水は、一日1万トン。日々繰り返される水との戦いに思わぬ盲点があった。今回は海底トンネルでの新幹線停電事故を追い、その原因と関係者がどう動いたのかを検証。
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