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Road to Rio vol.43 「鳥取から世界を目指せ!」~車いす陸上・野田昭和~(ひるまえ直送便 より)

2015年10月06日(火)

腕の力でトラックを駆け抜ける車いす。
鍛えた腕が、速さを生み出します。
車輪に力を伝え、スピードは時速20キロを超えます。
400mで東京パラリンピックを目指す野田昭和さん。33歳。
タイムは1分5秒台。T52という、野田さんの障害のクラスでは日本で5人の中に入る実力者です。

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ロードレースに出場!
 


野田さんは6年前、事故で首を骨折し、頸髄を損傷。体の自由を奪われ、今は腕・肩・首しか自由に動かすことができません。
体を鍛えるために車いすマラソンを始めましたが、自身の障害と東京パラリンピックへの挑戦をかけ、400mに転向しました。

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事故にあう以前の野田さん



20151006_103.JPG入院中のリハビリ

 

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マラソンの時に強さを発揮していた“坂道をのぼりきるパワー”で走り切ることには自信がある野田さん。しかし、スタートダッシュには大きな課題があります。一気に力を込めるスタートダッシュは、バランスを崩しやすくタイムに大きく影響します。

野田さんは、「得意」と「不得意」をどのように把握・訓練し、記録にチャレンジしていくのでしょうか?

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初めてレーサー(競技用車いす)を体験



この夏に行われたジャパンパラ陸上競技大会では、野田さんのクラス(T52 )でリオデジャネイロパラリンピック出場の目安となる標準記録は「1分4秒」です。そのタイムを切ることが「東京パラリンピック」への大きな一歩。チャレンジした姿を追います



◆放送予定
 10月9日(金)[総合]中国地方 ひるまえ直送便  午前11時30分から


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