おはようございます!今朝の『被災地からの声』を拝見しました。あの佐々木正志さんと言う方・・・素晴らしい方だと思いました。心の中には、言いたいことは山ほどあったとお察しします。怒りや切なさや責める気持ちもすべてを呑み込んで、明るく笑顔でお話下さる姿に感動しました。何と素晴らしいこと!ひとりでも仲間が増えて支えあって励ましあって進んで行って頂きたいと思いました。「ほかに行くことは死ぬことと同じだから・・・」というようなことを言われた時、ドキッとしました。覚悟のようなものを感じました。あの方のコメントを聞いて、前向きな生き方を見せてもらいました。潔いです。カッコイイです。きっと、佐々木さんは、どんな状況でも乗りきって行かれるでしょう。見ているこちらも勇気をもらいました。とても人間味あふれる佐々木さんを、また是非取材してください!そして、佐々木さんにエールを届けてください。みんな応援している声を!!
それから、雪が降る前の頃にインタビューされた、福島市南矢野目の仮設住宅の鈴木さんっていらっしゃいましたよね。花を一生懸命植えてる方です。あの放送された日に、私は訪ねて行きました。実は、南矢野目の仮設のすぐ近所に私の息子が住んでいて、その日に行くことになっておりました。テレビで矢野目の映像が映った時に、すぐに矢野目だってわかりました。そこで、鈴木さんを訪ねてみました。ちょうど川端の所の花壇で手入れをなさっていました。実際会って、こんな訳で来ました、とお伝えました。やっぱり素晴らしい方でした。私は、チューリップの球根を少しばかりですが持っていきました。「春になってチューリップの花が咲いたらまた来ますから、お体大切にして元気でいてくださいね」と言ってきました。そんな風に話してる所に、近くのおばさんが通りかかり「あのじいちゃんは、大した腕の良い漁師さんだったんだよぉ〜」と教えてもらいました。どんな環境に居ても生き方次第だと思いました。素晴らしい方に出会えて私も嬉しくなりました。雪がとけたら、また訪ねてみたいと思っています。
大震災で、大変な状況や事情があると思います。被災された方もそうでない方も、関係ないと思わずに、「いきる」という事を、皆で考えていきたいですね。『被災地からの声』ずっと継続していってほしいです。そして、いろいろな方々の姿を発進していってください。番組を楽しみにしています。
今年も放送が継続されていて、心底ホッとしています。仙台放送局の意地に期待しております!津田さんとスタッフさん、どうか声を拾い続けて下さい。
さて、こちら須賀川市にも仮設住宅が二カ所。一ヵ所は地元では昔から水が上がると知られていた低い土地で、役所も酷なことをと思っていたら、落ち着いた矢先に豪雨災害に見舞われたわけです。千年に一度の災害・人災から避難した方々がここでも人災に遭ったのだと思うとやりきれません。堅い選択には地元の古くからの知恵を生かすものだと、改めて思いました。入居者の悲痛な声は当時はニュースになったものの、その後何もないのも気掛かりです。元の隣人の方々との交流はあるのか、須賀川市として親しく関わっているのか、それともプライバシー上関わらないのか?車で通り過ぎる道すがら、気にし続けています。
新しい年を迎えるにあたって、どうしても自分には言えない言葉がありました。「おめでとう」私には重苦しく、切ない。だから、「あけましてよろしくおねがいします」といいました。周りも、同じ気持ちだったようでした。
「おめでとう」
それは、被災した人、一人残らず幸せを見つけられたら、そんなニュースがNHKで流れたら。そのときに、ぽつりとつぶやきたいのです。ああ、終わったな、と腰を落ち着け、震災の教訓を胸に、明日何するか、わくわくする。そんな日がくることを祈り、行動していきたいです。