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この年の出来事
アメリカがイラクを攻撃し戦争に突入。フセイン政権崩壊後の動向など最新報告を重ねました。新型肺炎SARSの猛威と現地で活動する日本企業への影響も大きなニュースに。国内では小泉総理の自民党総裁再選などさまざまなテーマが登場しています。

2003年 12月

新しい記録から見る
2003年12月17日(水)

揺れる家族と米軍兵士 ~米フォートカーソン基地からの報告~

フセイン元大統領が拘束され、一つの区切りを迎えたアメリカのイラク統治。しかし、イラクでのアメリカ軍に対する攻撃は収まる気配が見えない。ブッシュ大統領もアメリカ軍のイラク駐留に変更はないとしている。駐留が長期化する中、アメリカの兵士やその家族はどのような思いでいるのか。 アメリカ・コロラド州のフォートカーソン基地は、現在イラクに駐留するアメリカ兵13万人のおよそ1割を ...

2003年12月16日(火)

生かせるか10兆円 ~産業再生機構の7か月~

産業再生機構が業務を開始してから半年あまり。金融機関の抱える不良債権の処理を促進し、同時に過剰債務に行き詰った企業を再生しようと、総額10兆円の資金を用意され、各界から人材を集めて国策として発足した。しかし、これまでのところ支援を決めた会社は8社、しかも小粒の案件に留まっている。その理由は金融機関が機構に距離を置き始めていることにある。案件を持ち込まなかったり、交渉に ...

2003年12月15日(月)

なぜか“昭和レトロ”が大ヒット ~ブームの舞台裏~

なかなかモノが売れない時代に、ヒットを生むキーワードとして注目を集めているのが「昭和レトロ」。お台場に作られた昭和30年代をイメージした商店街は、年間270万人を集客、昭和の暮らしぶりを精巧なフィギュアにしたおまけ付きの菓子は、4千万個近い大ヒットとなり、昭和レトロをイメージした電化製品も売り上げを伸ばす。 これまでの「昭和レトロ」ブームが、若者をターゲットにしたフ ...

2003年12月11日(木)

日本に来てはみたけれど・・・ ~中国人就学生の2ヶ月~

中国からの留学生や就学生の数が急増、今年に入り10万人を突破した。特に増えているのが東北部の出身者で、全体の半数以上を占めている。大連市では2000社(中国随一)を超える日系企業がひしめき合い、日本語の出来る留学経験者が好待遇されていることから、若者の間で空前の日本留学ブームが沸き起こっている。 しかし、こうしたブームの陰で、現実の日本生活では就学生をねらった詐欺な ...

2003年12月10日(水)

混迷イラク ティクリットは今

大きな衝撃をもたらした日本人外交官殺害事件。日本政府は、事件が「テロ」との見方を強めているが、なぜ二人が死に至ったのかは未だ不透明である。 二人は、アメリカを中心とするCPA(暫定行政当局)に派遣され、復興支援に関わっていた。占領統治が行き詰まりを見せ、米軍を狙ったテロが多発する中で、日本人の彼らはどのような状況に置かれていたのか。さらに、今回二人が殺害された現場に ...

2003年12月8日(月)

プーチン vs 巨大財閥

12月7日のロシア下院選挙。プーチン与党・統一ロシアの圧勝が予想されるが、その背景には脱税容疑で逮捕された巨大財閥ホドルコフスキー氏と野党の密接な関係に焦点をあてて、攻撃した選挙戦略があった。 ロシア最大の石油メジャーで、世界的な大富豪の一人に名を連ねたホドルコフスキー氏はロシア経済発展の申し子として世界中の注目を浴びてきた人物である。彼は、自らNGO団体を立ち上げ ...