公明 山口代表 22日から中国訪問 “交流拡大に貢献したい”

公明党の山口代表は来週22日から中国を訪問すると発表しました。今週には両国の首脳会談が検討されていて、山口氏は与党としても交流の拡大に貢献したいと強調しました。

公明党の山口代表は14日の記者会見で、来週22日から2日間の日程で中国の首都・北京を訪問すると発表しました。

習近平国家主席に宛てた岸田総理大臣の親書を携えて訪問し、要人と会談を行うとしています。

山口氏は今週、アメリカで両国の首脳会談が検討されていることを踏まえ「日中両国の首脳が往来でき、地域の繁栄と安定をつかさどっていける関係を築くことが重要で、政府も政党も交流を広げる努力のしどころだ」と強調しました。

山口氏は、ことし8月、中国を訪問する予定でしたが、東京電力福島第一原発にたまる処理水の放出のあと中国側から「日中関係の状況に鑑み適切なタイミングではない」と伝えられ、延期しています。

この問題について山口氏は「中国側には正当に認識してもらい、根拠のない日本産の水産物の輸入規制などを解除してもらえるように働きかけたい」と述べました。