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【随時更新】熊本県知事選挙 投開票日・最新情報!

  • 2024年03月24日

【随時更新】熊本県知事選挙 投開票

熊本県知事選挙は24日午後8時から開票作業が始まります。有権者はどの候補者を選んだのか。開票状況や各陣営の動きなど、最新情報を随時更新でお伝えします。

NEW 23:21】木村敬氏 当選

蒲島知事のコメント

木村敬氏の当選が確実になったことを受け、蒲島知事のコメントです。

蒲島知事
「熊本のよき流れを必ず大きくしてくれる最高の人材を得ることが出来たと思う。『チーム熊本』のリーダーとして、50年後、100年後の熊本のために責任を果たせるよう、頑張って欲しい」

【投票率】熊本県知事選挙

投票率

熊本県選挙管理委員会によりますと、きょう(24日)投票が行われた熊本県知事選挙の投票率は、49.63%でした。前回・4年前の(2020年)45.03%を4.60ポイント、上回りました。

【22:20ごろ】最新の開票状況

【21:40ごろ】最新の開票状況

【20:00すぎ】当選確実・木村敬氏の声

木村敬氏
「今の熊本を取り巻く流れを変えてはならない、止めてはならないという思いで訴えた。熊本地震からの8年間、私たち熊本県民は一生懸命頑張って、創造的復興を成し遂げた。『この流れをやっぱり続けていこう』と、県民の意識が一つになった成果だと思う」

動画でもご覧いただけます。

【20:00すぎ】幸山政史氏の声

幸山政史氏
「負けたことは私の責任ですが、『県民の手に県政を取り戻す』という戦い自体は、決して間違いではなかったと思う」

動画でもご覧いただけます。

出口調査結果

NHKはきょう(24日)、有権者の投票行動や政治意識を探るため、出口調査を行いました。

調査は県内32の投票所で投票を終えた有権者3830人を対象に行い、73.3%にあたる2807人から回答を得ました。 

一方、きのう(23日)までに有権者のおよそ23%が期日前投票を済ませていますが、これらの方々は調査結果に含まれていません。

▶支持政党

出口調査では、ふだんどの政党を支持しているか尋ねました。

自民党が41%、立憲民主党が9%、日本維新の会が4%、公明党が2%、共産党が1%、国民民主党が1%、れいわ新選組が2%などでした。特に支持している政党はない、いわゆる無党派層は36%でした。

木村さんは、推薦を受けた自民党、公明党の支持層のうち、それぞれ60%台後半から支持を得ました。また、無党派層の40%台半ばから支持を得ました。

一方、幸山さんは、立憲民主党の支持層の70%余り、日本維新の会の支持層のおよそ50%、共産党の支持層の60%台後半、国民民主党の支持層の50%台半ばから支持を得ました。また、無党派層の40%台後半から支持を得ました。

▶年代別クロス

年代別で見ると、すべての年代で木村さんが幸山さんら、ほかの3人を上回りました。特に、「40代」は50%台後半、「50代」と「60代」は50%台半ばが木村さんに投票したと答えました。

▶男女別クロス

男女別では、男性、女性ともに木村さんが幸山さんら、ほかの3人を上回り、女性は、50%台後半が木村さんに投票したと答えました。

▶蒲島県政について

出口調査では、4期16年の蒲島県政を評価するかどうか尋ねました。「大いに評価する」が32%、「ある程度評価する」が58%、「あまり評価しない」が8%、「全く評価しない」が3%でした。

このうち、「大いに」と「ある程度」を合わせた「評価する」と答えた人の50%台後半が木村さんに投票しました。

一方、「あまり」と「全く」を合わせた「評価しない」と答えた人のおよそ60%が幸山さんに投票しました。

新しい知事に蒲島県政を継承してほしいか刷新してほしいか尋ねたところ、「継承してほしい」が69%、「刷新してほしい」が31%でした。このうち、「継承してほしい」とした人の60%台後半が木村さんに投票したと答えたのに対し、「刷新してほしい」とした人の60%台後半が幸山さんに投票したと答えました。

▶期待する政策

出口調査では、新しい知事に最も期待する政策について尋ねました。

それによりますと、「物価高対策」が30%で最も多く、次いで、「医療・福祉の充実」が23%、「教育・子育て支援」が22%、「人口減少対策」と「TSMCの経済効果の拡大」がそれぞれ11%、「災害からの復興・防災対策」が5%でした。

このうち、「物価高対策」を選んだ人の50%台半ば、「医療・福祉の充実」を選んだ人の50%余り、「教育・子育て支援」を選んだ人の40%台後半が木村さんに投票したと答えました。

▶「TSMC」の進出について

出口調査では、台湾の半導体大手「TSMC」の県内への進出に伴い、県が最も力を入れて取り組むべき対策について尋ねました。

「交通渋滞対策」が41%で最も多く、次いで、「地下水の保全対策」が31%、「人材確保の対策」が14%、「農業との共存に向けた対策」が10%、「工場排水対策」が5%でした。

このうち、「交通渋滞対策」を選んだ人の50%台後半、「地下水の保全対策」を選んだ人の40%台後半、「人材確保の対策」を選んだ人のおよそ60%が木村さんに投票したと答えました。

▶「政治とカネ」の問題について

出口調査では、投票する際に、「政治とカネ」の問題を考慮したかどうか尋ねました。

「大いに考慮した」が31%、「ある程度考慮した」が43%、「あまり考慮しなかった」が17%、「全く考慮しなかった」が9%でした。

このうち、「大いに」と「ある程度」を合わせた「考慮した」と答えた人の50%余り、「あまり」と「全く」を合わせた「考慮しなかった」と答えた人の50%台後半が木村さんに投票したと答えました。

▶前回の知事選挙での投票先について

出口調査では、前回・4年前の知事選挙で投票した人についても尋ねました。

前回、蒲島さんに投票した人と答えた人のうち、今回は、およそ70%が木村さんに、20%台半ばが幸山さんに投票したと答えました。

前回、幸山さんに投票したと答えた人のうち、およそ90%が今回も幸山さんに投票したと答えました。

【20:00】木村氏・当確

新人4人の争いとなった熊本県知事選挙は、自民党と公明党が推薦した元副知事の木村敬氏(49)の初めての当選が確実になりました。

熊本県知事選挙の投票は午後8時までに締め切られました。

開票状況について選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材やきょう(24日)投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、自民党と公明党が推薦した木村氏が野党4党の地方組織が自主的に支援した元熊本市長の幸山政史氏(58)らを大きく引き離しています。

また、きのう(23日)までに期日前投票をした人を対象に行った調査でも木村氏が上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから木村氏の初めての当選が確実になりました。

木村氏は東京都出身の49歳。1999年に現在の総務省に入ったあと、熊本県などに出向し、2020年から3年あまり副知事を務めました。

選挙戦で木村氏は、4期16年続いた蒲島知事の県政を継承し、台湾の半導体大手TSMCの熊本進出などに代表される良き流れをより強く大きくすると訴えました。

その結果、推薦を受けた自民・公明両党の支持層を固めたほか、いわゆる無党派層などからも幅広い支持を集めて初めての当選を確実にしました。

【推定投票率】(午後6時現在)

午後6時現在の推定投票率は23.39%

(前回比:1.49ポイント↓)

投票用紙は○を付ける記号式

熊本県知事選挙の投票日のきょう(24日)、投票所で使われているのは「記号式」と呼ばれる投票用紙です。

立候補している候補者4人の名前が記載されていて、有権者は投票する人の候補者の名前の上の欄に丸印をつけます。

県選挙管理委員会は「『記号式』の投票用紙は投票する人の負担を減らすことなどが期待される」としています。

一方、きのう(23日)までの期日前投票で使われた投票用紙は候補者の名前を有権者が自ら書く「記名式」と呼ばれるものです。地域によっては「自書式」と呼んでいる選管もあります。

【推定投票率】(午後3時現在)

午後3時現在の推定投票率は17.71%

(前回比:2.23ポイント↓)

期日前投票は全市町村で前回より増加

県選挙管理委員会によりますと、今回の熊本県知事選挙できのう(23日)までに期日前投票を行った人は県内のすべての有権者の約23%にあたる32万5200人あまりでした。

熊本県内の45すべての市町村で前回・4年前の知事選挙より増えていて、県全体では前回より約34%増えています。

県選挙管理委員会は「期日前投票の制度がさらに広く周知され、4年前に比べて利用しやすい状況だったことなどが要因だと思われる」と話しています。 

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