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熊本県知事選挙【3月24日投票】 若者から見た選挙

【動画】NHKプラス見逃し配信!3/25(月) 午後6:59 まで
  • 2024年03月21日

3月24日に投票が行われる熊本県知事選挙。
今回は特に低いといわれている、若者の投票率について考えます。
(熊本放送局 記者 松尾美乃里)
3月18日(月)に放送した番組は、NHKプラスで放送後1週間まで見逃し配信をしています。
配信は3月25日(月)午後6時59分までです。

国政選挙の10代と20代の投票率

こちらは、最近行われた国政選挙の10代と20代の投票率です。
いずれも県内の推計値ですが、2021年の衆議院選挙では、
10代が35.25%、20代が30.81%でした。

そして、2022年の参議院選挙では、10代が28.08%、20代が30.48%でした。
いずれの選挙も、県全体の平均を大きく下回っていました。

県知事選挙では、年代別の投票率は公表されていません。
ただ前回・4年前の県知事選挙の投票率は、県全体で45.03%と過去5番目の低さでした。
今回の選挙でも、県選挙管理委員会は若年層の投票率の向上が課題だとして、SNSなどでも広く投票を呼びかけています。

どうすれば若い世代にも選挙に関心を持ってもらえるのか

若者の投票率、低い状態が続いています。
では、どうすれば若い世代にも選挙に関心を持ってもらえるのか。大学生たちと一緒に考えました。

県内で若者の投票率の向上に取り組む大学生4人です。

松尾記者

県知事選で投票に行く予定はありますか

大学生4人

もちろんあります

吉野さん

自分のなかで、こういうふうな街に住みたい、国に住みたいっていう気持ちがあるんだったら、それをつくる努力の一環としての投票。投票しないんだったら今の政治に文句を言う資格はないから投票しに行く

そう考える一方で、
同世代の友人とはギャップを感じているといいます。

白坂さん

行かなんねって話は聞いたりはしますけど、実際半分以上行かんかったって

今村さん

自分が前、政治に関心がなかったのと同じように、話しても伝わらない、話を友達に振らない方がいいんじゃないかって思うときはあります

丸岡さん

選挙って、大人っていうイメージがあって学生にはまだ早いのかな

投票を呼びかけるさまざまな啓発活動が行われていますが、それでも若者はなぜ投票に行かないのでしょうか。

メディアとかが啓発活動とかも私たちに向かってされているのは知ってるけど、投票に行ってください、行きましょう、で終わってるから、自分が住みたい街を自分で選ぶんだっていう必要性をわかってる人わかってない人のギャップがここに出るんじゃないかな

選挙に行かない若者は、どんなことを求めているのでしょうか。

インターネットとかを使って 自分で探し出せる情報って正しい情報とか限られてくるから大人とか、啓発活動してる人からこの人のこういうところ、みたいな一律で分かる何かが私たちに届いたらいいなっていう気持ちがあります

また、求めているのは選挙の情報だけではありません。
行きたい、と思えるような動機付けも大切だという指摘もあがりました。

例えばお酒とかって二十歳になったら『やった、やっとお酒飲める』ってなるじゃないですか。でも18歳になって『やった、やっと選挙行ける』って思う子ってそうそういないなと思って。そこの違いって何だろうと思ったときに、そこに対しての憧れがないというか。選挙権のないうちから中学高校ぐらいからやれたら行こうみたいな気持ちにもなれるのかなと思います

行く行かないじゃなくて行かないといけないという考え方が大事だと思ってて。大事な1票と思ってこれからも投票に参加しようかなと思います

また4人は投票について、若者特有ともいえそうな話を聞かせてくれました。

申し訳なさっていうのは若干感じるときがあって。1人選ぶってなったらそこに抵抗があるというか

構成を決める一端をなしてしまったっていう感覚がちょっと怖い

今回の取材では街なかでも話を聞いたのですが、若い世代から同じように、「政治に詳しくないのに投票に行くのは無責任だと感じる」という声があがっていました。

投票に行くことで、ある種の「申し訳なさ」を感じている若者。
投票率の低さの裏には「無責任に代表を選びたくない」そうした思いも。ただ、候補者のことを知り尽くして投票できる人なんてどれくらいいるか。投票に行くことで果たせる責任もあります。

また、どうすれば投票に行きやすくなるかも尋ねました。
すると多くの若者から「候補者についての情報がほしい」という意見があがりました。

ただ、これはもうあるんです。例えば、県選挙管理委員会が発行し、有権者に配られる選挙公報。候補者の情報がまとめられています。

(松尾美乃里 記者)
私は学生時代、若者向けに政治や選挙に関心を持ってもらう活動に取り組んでいました。しかし、選挙公報について知っている人はおろか、候補者について知っている人は決して多くはありませんでした。
情報そのものはあっても、それが若い世代まで届いていないことも課題のひとつだといえます。

一方で、若い世代が選挙に行かない理由は本当に「情報がないから」なのかも気になります。「情報がないから」ではなく、情報を得ようと一歩踏み出してみることも必要だと思います。若い世代の多くが「選挙に行かない」と答える現状は、学校現場などで行われている主権者教育がまだまだ十分ではない、そのことの裏返しなのかもしれません。

選挙制度について学ぶ出前授業や模擬投票なども行われていますが、政治や選挙をもっと具体的に、そして個人の目線で、より身近に感じられるような対応も必要なのではないかと感じました。

【見逃し配信】記者解説を映像でも

3月18日(月)に放送した番組は、NHKプラスで放送後1週間まで見逃し配信をしています。
(配信は3/25(月) 午後6:59 までです)

▲画像をクリックすると見逃し配信がご覧になれます。
(配信期限 :3/25(月) 午後6:59 まで)

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