クローズアップ現代 メニューへ移動 メインコンテンツへ移動
この年の出来事
新型コロナウイルスによる行動制限下でのアルコール依存やコロナ後遺症など、日常生活への影響を多数取材しました。8月には東京オリンピック・パラリンピックが開催。コロナ禍で安全安心な大会をどう実現するのか、責任者に問いました。

2021年 8月

新しい記録から見る
2021年8月19日(木)

シリーズ 終わらない戦争② 封印された心の傷 “戦争神経症”兵士の追跡調査

先の大戦中、存在すら隠された精神疾患発症の日本兵たち。彼らはその後どう生きたのか。戦後、密かに行われていた追跡調査が初めて開示された。調査をしたのは目黒克己医師(当時30)。元兵士たちの症状や暮らしの追跡から見えてきたのは、病に苦しみ続け孤独に生きる者、困窮に喘ぐ者など壮絶な「戦後」だった。番組では、元兵士の遺族らを独自に取材。戦場の狂気は兵士の心をどう蝕み、人生をど ...

2021年8月18日(水)

シリーズ 終わらない戦争① 問われる空襲被害者の戦後補償

国家総動員体制で遂行された日本の戦争。東京や大阪の大空襲などで犠牲になった民間人は80万人にのぼるが、これまで国は民間被害者への補償を避け続けてきた。また国は被害の実態解明も行わず、犠牲者の名前や人数は今も正確には分かっていない。せめて犠牲者の名前だけでも明らかにしようと調査に乗り出す動きも始まっているが、関係者は高齢化し、思うように進んでいない。なぜ民間人への補償は ...

2021年8月17日(火)

新型コロナ重症者病棟 “負のスパイラル”が招く危機

「“第5波"はかつてない波になる」五輪開幕前、そう語っていた聖マリアンナ医科大学病院の藤谷医師。予言は的中し、デルタ株の脅威に病院はかつてない危機に直面している。五輪開会式の時点では17床のうち9床が埋まっていたが、次々と患者が搬送。新たに7床増やす緊急工事を行ったが、満床状態が続く。患者の9割が20代から50代。重症化スピードも速く、これまでの治療法が通用しない現実 ...