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この年の出来事
新型コロナウイルスによる行動制限下でのアルコール依存やコロナ後遺症など、日常生活への影響を多数取材しました。8月には東京オリンピック・パラリンピックが開催。コロナ禍で安全安心な大会をどう実現するのか、責任者に問いました。

2021年 5月

新しい記録から見る
2021年5月27日(木)

新生ワクチンは世界を救うのか!? 開発の立て役者・カリコ博士×山中伸弥

ワクチンは「ゲームチェンジャー」になるのか。変異を続けるコロナウイルスを抑え込むことはできるのか・・・高齢者への接種が始まり、関心が高まる今、私たちが知りたい疑問に答える対談が実現した。パンデミック収束の切り札と期待を集めるmRNAワクチン開発の立て役者でノーベル賞候補の呼び声も高いのが、ハンガリー出身の女性研究者、カタリン・カリコ氏(66)だ。今回のワクチン開発に大 ...

2021年5月26日(水)

グローバル企業にも負けない!? 世界で注目の働き方

働くみんなでお金を出資して、事業を立ち上げ、みんなで経営方針を話し合っていく「協同労働」という働き方が注目されている。コロナ禍で職を失っていた若者は、協同労働で自分にあった職に出会い、労働意欲や将来への希望を手に入れた。世界では、タクシー運転手や、ホームクリーニング業の人々、フリー演奏家などさまざまな職種で協同労働を始める動きが起きている。「協同労働」は、コロナ禍で閉 ...

2021年5月25日(火)

麻痺(まひ)した手が動いた リハビリと脳科学 最前線

今、脳と機械をつなぐ新たな技術「ブレイン・マシン・インターフェイス(BMI)」が注目を集めている。慶應大学では、体の機能がまひした人のリハビリ装置を開発、手が動くようになった男性は「ようやく自分の体になった」と喜ぶ。広島大学では、脳の一部を活性化し、うつ病の症状を改善する取り組みも。さらにはBMIで未知の能力を手に入れる研究も始まる。技術の可能性とリスクを、世界的な理 ...

2021年5月20日(木)

それでも私は踏み出した コロナ禍の"新人"看護師

変異ウイルスが猛威を振い、緊迫する医療の現場。その過酷な現場に覚悟をもって飛び込んだ新人看護師たち。長引く新型コロナの影響で、昨年度、学校では実際の患者と接する実習をほとんど受けることができなかった。初めての採血、初めての患者との会話…。何から何まで初めてという不安。それでも患者に笑顔を向けようと奮闘を続けている。新人看護師たちを駆り立てているのは一体何か。この春、新 ...

2021年5月19日(水)

出社?在宅? コロナ禍の働き方最前線

コロナ禍で働き方は劇的に変化した。リモートワークが広がり、リアルでの出社は減少。新しい働き方に対応するため、今、オフィスの移転やリニューアルを進める会社が増え始めている。しかし、リモートワークでは新人育成が難しい、アイデアを生み出す雑談などのコミュニケーションがとりにくいといった課題も出てきている。今回、感染対策を行いつつも、職場に人が集められるようなオフィスづくりに ...

2021年5月18日(火)

動物園は“不要不急”ですか? 現場からの問いかけ

例年は大型連休のある5月が一番のかき入れ時の動物園。ことしは緊急事態宣言で休業を迫られるなど、各地で厳しい状況に陥っている。さらにこれまで大事にしてきた「動物とふれあい、命のぬくもりや大切さを伝えること」が感染対策で難しくなり、存在意義が揺らぐ事態に。また海外からの動物の輸送停止で繁殖活動にも影響が及び、「今までのような動物園の姿を維持するのが難しい」という声もあがっ ...

2021年5月13日(木)

ヤングケアラー いま大人がすべきこと

家族の世話や介護を担う「ヤングケアラー」。先月、国が公表した調査結果によれば1クラスに2人程度の割合でいることが分かった。取材から浮かび上がったのは、当事者たちが苦しみを周囲に打ち明けられず、孤立していく実態。長期にわたるケアが人間関係や就職活動に深刻な影響を及ぼすケースも明らかになっている。声を上げられないヤングケアラーたちに、私たち大人はどう気づき、支援することが ...

2021年5月12日(水)

ルポ・少年院 ~少年の更生現場で何が?~

20歳未満で罪を犯した少年が矯正教育を受ける少年院。最近では虐待を受けたり、発達障害に対する周囲の無理解などから社会に適応しづらい少年が多く入所する。課題は再犯の防止。退院後の更生支援は薄く、NPOなど民間の協力団体も出てきているが、コロナの影響で運営が壁にぶつかっている。18歳と19歳に対して、強盗などの罪によっては少年審判ではなく、検察官に送致できるようにする少年 ...

2021年5月11日(火)

変異ウイルス “想定超え”をどう抑え込むか

緊急事態宣言でもなかなか感染者数が減らず、大阪に次いで各地で医療崩壊のリスクが高まっている。抑え込みのカギとなるのが、N501Y変異ウイルスによって引き起こされている「想定を超えた事態」への対応だ。感染力の高さ、50代以下の重症者の増加、家庭内感染…。専門家らは「第3波までの対応策が通用しなくなっている」と警鐘を鳴らす。重症化した当事者や医療現場の最前線を取材。変異ウ ...

2021年5月6日(木)

親を捨ててもいいですか? 虐待・束縛をこえて

親を捨てたい…。近年、親との絶縁をテーマにした書籍の出版が相次ぎ、話題を呼んでいる。介護や葬儀の代行サービスにも関心が集まり、ある事業者には40~50代の子供世代からの問い合わせが相次いでいる。取材で浮かび上がったのは、過去に親から虐待や束縛を受けた人々が年齢を重ね親の介護に直面する現実。過去の辛い記憶が蘇るなか「親を大切に」との社会通念に苦悩する当事者たちの声ととも ...