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ラグビーワールドカップ2023 フランス大会は終わらない!

静岡から応援しよう!NHK静岡×Daiichi-TV 「スクラムプロジェクト」 後藤康之アナウンサー 安川侑希キャスター
  • 2023年10月25日

ラグビーワールドカップ2023フランス大会はいよいよ3位決定戦と決勝を残すのみとなりました。これまでの熱戦を寝不足になりながらご覧になっている方も多いと思います。

NHK静岡放送局では4年前の前回・日本大会に続き、静岡県の民放「Daiichi-TV」とタッグを組み声援を送るコラボレーション企画、その名も「スクラムプロジェクト」を実施!NHKからは後藤康之アナウンサーと安川侑希キャスター、Daiichi-TVからは須藤駿介アナウンサーと垣内麻里亜アナウンサーが応援サポーターとして盛り上げています!

日本の初戦を盛り上げろ! ~Side 安川キャスター~

Daiichi-TVとのコラボレーションが決まって数日後。まずは両局のホームページなどに掲載する広報用の写真撮影です。わたくし安川と後藤アナウンサーが、初めてDaiichi-TVにおじゃましました。

スタッフに案内していただきながら、まずはスタジオでの撮影です。
「(どんな方たちなのかしら・・・最初の挨拶が肝心!)よろしくお願いしまーす!」

須藤さんも垣内さんも、キラキラなさわやか笑顔で迎えてくれました。まぶしかった・・・。

取材現場で会うことはあっても言葉を交わすことはほぼなかった4人。
緊張のせいか、なんとなくよそよそしいような…。(笑)

撮影に使用したのはふだん「every.しずおか」を放送しているスタジオ。せっかくなので(?)キャスターの席にも座らせてもらいました。
「たっぷり静岡」のスタジオは白や青が基調の落ち着いた雰囲気ですが、こちらは緑やピンクなど、どこか温かみを感じるライト。天井の照明が、NHKよりも少し明るく感じました。

社会科見学の気分でパシャリ1枚。

スタジオでの撮影が終わったら、次はDaiichi-TVの中庭での撮影です。
日差しがたっぷり。ふっかふかの芝生。木陰が心地よい…。
おしゃれカフェのような空間での撮影に、思わずはしゃいでしまいました。

社屋もスタイリッシュ。
奥には撮影終了で気が抜けてスタイリッシュでない後藤アナ(本人談)が…。
浮かれた安川も載せておきます。

次は、日本の初戦の注目ポイントをうかがうべく、静岡ブルーレヴズの選手に共同取材・インタビューです。Daiichi-TVの小澤瞳アナウンサーと磐田市の練習場におじゃまして、日野剛志選手にお話をうかがいました。
これまでラグビーは「試合を見たことがある」程度の初心者。お話上手の日野選手が、ビギナーにもわかりやすく説明してくださいました。

…ふむふむ、なるほど。へぇーっ!
試合の見どころを聞けば聞くほど、日本代表の活躍がますます楽しみに!!!

ブルーレヴズの日野選手、Daiichi-TVの小澤アナとともに。

このインタビューをいつ、どこで放送したかというと…。

左から永見佳織アナ、須藤アナ、安川、松原大祐アナ。
楽しかった~!また遊びに行きたいです

チリとの初戦を控えた9月8日。夕方5時過ぎに、まずDaiichi-TV「every.しずおか」に私が出演。
終了後は急いで須藤アナとNHK静岡に移動し「たっぷり静岡」にも出演しました。
初戦を控えた日本代表に、静岡から局の垣根を越えて声援を送りました!!!

須藤アナの担当番組でおなじみ「KICK OFF!」のポーズで。

そして迎えたチリ戦当日、9月10日(日)は静岡市清水区のエスパルスドリームプラザで開かれたパブリックビューイングのステージに須藤アナと登壇。

エスパルスドリームプラザでのパブリックビューイング。
250人が声援を送りました!

NHKとDaiichi-TVそれぞれの試合中継の放送予定をお知らせしつつ、調べたデータをもとに、試合の見どころや注目ポイントをお伝えしました。

会場には静岡ブルーレヴズやアザレアセブンの選手たちも応援にかけつけていて、一緒にイベントを盛り上げてくださいました。
集まった皆さんも含め、熱気と愛♡がすごかった・・・

イベント前にお弁当を食べるブルーレヴズ家村健太選手、桑野詠真選手

結果はご存じの通り、チリに快勝!パブリックビューイング会場は地鳴りのような歓声と割れんばかりの拍手に包まれました!!!最高の夜!!!!
素晴らしいスタートをきった日本代表。ラグビーの面白さをあらためて知り、今後も続く熱戦に胸を膨らませつつ、興奮状態で家路につきました。
とにかく楽しかったです。

ベスト8進出を決めろ! ~Side 後藤アナウンサー~

初戦・チリ戦から4週間、10月6日。
季節は進み、半袖のユニフォーム姿では少し肌寒いくらいの陽気になっていた。

この間、日本代表はイングランドに敗れ、サモアに勝利。決勝トーナメント進出は、同じく2勝1敗で並ぶアルゼンチンとの試合の結果しだい、という展開に。
注目の一戦を盛り上げようと、こんどは私がDaiichi-TVの「every.しずおか」に出演することになった。

アナウンサー人生21年目にして初の、他局の番組への出演。めったにない機会だ。「どんなことをしゃべろうか?」前の晩、いろいろシミュレーションしつつ、よく眠れる夜を過ごした。

当日、午後4時。Daiichi-TVに到着後、簡単な打ち合わせのあとリハーサル。
スタジオや周りにいる人たちはいつもと違うけれど、いつも通りの心持ち。ここまではよかった。
ここまでは。

その後、本番まで30分あまり。元来、何かを「待つ」のはあまり得意ではない私。特に意味もなく、立ち上がったり座ったり。喉は乾いていないけれど、水を口に含んでみたり、軽く声を出してみたり…。

そしていよいよ、スタジオに足を踏み入れた瞬間。

ひざが、笑った。
それも、ほほ笑みなどではない。限りなく「大爆笑」だ。

実はこのとき、新人時代に初めて中継現場に立ったときと同じくらい緊張していた。

徳増ないるアナや永見佳織アナ、須藤アナのやさしさに包まれていなかったら、きっと噛みまくっていただろう。…いまさらながら、この場を借りて厚く御礼申し上げたい。本当にありがとうございました。

アナウンサー21年目にして初の、他局の番組への生出演。
貴重な「初体験」をさせていただきました!

そして決戦当日、10月8日。安川キャスターと同じように、パブリックビューイングに参加。試合開始のおよそ40分前、静岡市駿河区の「このはなアリーナ」に集まったおよそ600人を前に、須藤アナといっしょにトークショーの舞台に立った。
私からは「NHKニュースたっぷり静岡」のPRなども交えながら、今後の試合の放送予定や試合の見どころをお伝えした。

今だから言える「ウラ話」をすると、実はトークショーのスタート時間が10分ほど早まった。(業界用語で言うと「10分“巻き„で入った」)
ここで顔を出す、あるいは首をもたげてくるのが、アナウンサーの悲しき“性(さが)„ともいうべきものだ。

前の段取りがどうなったとしても「あなたの持ち時間は〇〇分まで」と言われれば、そこに向かってしゃべってしまう。生放送で何分間も黙るということはあってはならないからだ。
結果、本来の私たちの持ち時間15分に対して、実際に舞台に立っていたのはおよそ23分。須藤アナと力を合わせ、しゃべってしゃべって、しゃべりまくって帰った。

終わったあと、誰からも叱られなかった。
スタッフから「君たち、いったい何分しゃべったと思う?」と、クイズを1問だけ出された以外は。
本当によかった。

そのまま私も、試合を会場で観戦した。
日本代表は本当に勇敢に戦ったが、惜しくもベスト8進出はならなかった。
でも、会場はあたたかい拍手に包まれた。

悔しいけれど、力の限り頑張った日本代表を心からたたえたい。
そんな声が聞こえてくるような表情で会場をあとにする人たちの姿が、とても印象に残った。

試合前に降っていた雨が、私が帰るころには止んでいた。

3位決定戦と決勝も静岡から応援しよう!

ラグビーワールドカップフランス大会は、いよいよ3位決定戦と決勝を残すのみ!
ウイークリーハイライトを含めたNHKの放送予定はこちらです!
「世界一」の称号を手にするのはどのチームか?最後まで熱く盛り上がりましょう!!!

※「NHKラグビーワールドカップ2023フランス大会」の特設ページはこちらから!

また、ワールドカップが終わったあと、12月には静岡ブルーレヴズも参加するリーグワンが開幕します。
ラグビー熱はこれからも!!!一緒にエールを送り、静岡県からラグビーを盛り上げていきましょう♪

  • 安川侑希

    静岡局 キャスター

    安川侑希

    磐田市出身。
    「NHKニュース たっぷり静岡」キャスター。趣味は
    筋トレと朝ラーメンを 食べること。
    ラグビーW杯2023フランス大会。Daiichi-TVとコラボ中!

  • 後藤康之

    静岡放送局 アナウンサー

    後藤康之

    声優志望からアナウンサーに。「NHKニュース たっぷり静岡」キャスター。高校の体育の授業でラグビーを経験。ポジションはスクラムハーフで通算1トライ。

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