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静岡ラグビー特集② ブルーレヴズ 世界レベルを静岡で!

NHK静岡 ラグビー クワッガスミス選手 ブリンホール選手に取材 片平アナウンサーまとめ 
  • 2023年02月21日

ラグビーワールドカップイヤーの2023年。
地元・静岡のラグビーの魅力をとことん伝えたい!と、スポーツ担当アナウンサーが選手たちへの本音インタビューや取材のこぼれ話をご紹介していきます。

静岡に本拠地を置く、ジャパンラグビーリーグワン・静岡ブルーレヴズ。ヤマハスタジアムやエコパスタジアム、IAIスタジアム日本平などでリーグ戦を戦っています。

最近、リーグワンには世界で活躍する選手たちが移籍し、話題を呼んでいますが、静岡ブルーレヴズでも"ワールドクラス"のプレーが見られます!
2人の選手をご紹介します。

(取材・文 片平和宏アナウンサー)

手前・ブリンホール選手  奥・クワッガスミス選手 
(写真提供 静岡ブルーレヴズ)

南アフリカ・クワッガスミス選手  FWを支えるリーダー!

中央 クワッガスミス選手 (写真提供 静岡ブルーレヴズ)

まずは南アフリカ代表のクワッガスミス選手!
2019年、W杯優勝の南アフリカ代表としてスタメンで出場も果たした選手で、ことしのチームの共同キャプテンの1人を務めています。

チームでのポジションはFWのナンバーエイト。
FW8人のリーダー的存在で、スクラムで後ろへ送られたボールを運んだり、攻守に渡ってチームの中心になるため、運動量が求められるポジションです。

181センチのクワッガスミス選手。世界のトップ選手たちと比べると、体は大きくありません。

クワッガスミス選手
自分が体格的に大きいわけではないので、自分が1番フィールド中でハードワークすることを心掛けています。重要なのはいかに相手を圧倒していくかだと思います。

もし体が小さくて悩んでいる若いラグビー選手がいたら、いまのラグビー界で体重や身長はあまり関係なくなってきていることを自分のプレーで証明したいと思っています。

スピードでも圧倒! クワッガスミス選手 (写真提供 静岡ブルーレヴズ)

守から攻へ 得意な"ジャッカル"は農場で鍛えた!?

クワッガスミス選手の特徴の1つが、タックルで倒れた相手からボールを奪い取る“ジャッカル”です。
守から攻へ切り替わり、クワッガスミス選手のジャッカルでピンチを脱する場面はよくあります。

ジャッカルはタイミングが非常に重要になるといわれています。倒された選手はボールを手放さなければならず、その選手が味方にボールを繋げようとする前に行わないといけません。

ジャッカルのポイントを聞いてみました。

クワッガスミス選手
ラグビーを始めてからずっと自分の仕事でした。タイミングが非常に大事ですが、なによりチームのためにプレーをする気持ちを持つことが重要です。本当にチームのためにいいディフェンスをしていたら、チャンスはあると思っています。

片平アナ
チームメイトから握力が強いと聞きました。ボールを奪うために握力は鍛えていますか?

クワッガスミス選手
実はジムで鍛えたわけではありません。握力が強いのは、私が農場育ちで、トウモロコシや大豆、穀物を摘みとっていたからだと思います(笑) 。週末は手伝わなければいけなくて、それが今の力になっています。

片平アナ
それで世界トップレベルの選手になれるんですか…?

クワッガスミス選手
なれると思いますよ!(笑)

それなら手が大きいのでは?と思い、手を見せてほしいとお願いしてみることに。
「あまり大きくないですよ」と見せてくれました。

笑顔で手を見せてくれるクワッガスミス選手

身長が数センチしか変わらない私と比べてみても…
(少しわかりにくいですが)指は確かに太いですが、大きいわけではありません。

クワッガスミス選手と片平アナ

クワッガスミス選手に話を聞くと「チームのためにプレーする」という言葉が多く聞かれます。そのチームへの献身性こそが、クワッガスミス選手の強みだと感じました。

ニュージーランドで活躍!
ブリンホール選手

続いては、スクラムハーフのブリンホール選手です。

ブリンホール選手

ラグビーが盛んなニュージーランド出身のブリンホール選手は今シーズン加入。
世界最高峰の1つ、スーパーラグビーで6年連続の優勝を経験していて、
ブルーレヴズへの加入は大きな注目を集めました。

スクラムハーフとはパスで攻撃のリズムを作ることが求められるため、高い判断能力、俊敏性が必要です。
試合のなかで最もパスをするポジションで、攻撃の起点になります。
比較的小さな選手が多いですが、ブリンホール選手は183センチ。スクラムハーフとしては長身の選手です。

1月下旬 公開練習

雨と雪が混じるなか行われた練習。

ブリンホール選手は、見学に来ていたファンと報道陣に近寄って、「こんにちは!」と笑顔で挨拶。

そして時計を見て、午前中であると確認すると
「間違えました!おはようございます!寒いのにありがとう!」と再び満面の笑みで話しかけてくれました。

凍えるような寒さでしたが、私たちも笑顔になりました。
いつも明るくて、練習中も大きな声を出してチームの士気を高めています。

練習後、取材させてもらいました。

ブリンホール選手に 練習後の取材

片平アナ
雪のなかの練習は今までありましたか?

ブリンホール選手
ニュージーランドも寒い時はありますが、雪の中でするのは今回が初めてです。寒かったですね。

片平アナ
スクラムハーフの選手としての強みはなんですか?

ブリンホール選手
パス、キック、ランです。
リーダーシップも大切なポジションですし、状況判断能力も重要な役割です。

片平アナ
ゲームを組み立てる上で大切なポジションですよね。
最も大切にしている事はどんなことですか?

ブリンホール選手
いい質問だね!自分の中で大切にしているのは「状況を理解すること」。
20分、30分、40分、50分、60分。
時間帯によってもプレーを選択しなければいけないと思っています。
それを意識することで、1つ1つのプレーの瞬間をものにしていけると思っています。
このチームでは、10番の選手(スタンドオフ)との連携がとても重要だと思います。

片平
話は変わりますが、日本は好きですか?

ブリンホール選手
大好きです!まずは人が好きです。とても礼儀正しくて、思いやりがあるからです。
日本食では焼き肉が大好きです。まだちょっと刺身などの海鮮がすこし苦手です。
いつかは食べられるようになりたいです!

どんな質問にも丁寧に身振り手振りを交えて、明るく答えてくれました。
ゲームを組み立てる“ナイスガイ”なブリンホール選手のプレーに注目です!
 

NHK静岡では2023年2月25日(土)午後2:05~
静岡ブルーレヴズ対東京サントリーサンゴリアスの一戦をラジオ第1で生中継します。
選手へのインタビューや取材のこぼれ話など、この静岡WEB特集でも発信予定です。

 

  • 片平和宏

    静岡局アナウンサー

    片平和宏

    愛知県江南市生まれ。
    大相撲中継担当だが、
    五郎丸さんの番組制作からラグビー取材も夢中に。

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