性宮家や女性天皇の
議論を速やかに」玉木氏

国民民主党の玉木代表は記者会見で、安定的な皇位継承を確保するため、政府に対し女性宮家や女性天皇の在り方を速やかに議論し結論を得るよう求めました。

この中で玉木代表は、安定的な皇位継承を確保するための対応について「女性宮家の創設や女性天皇の議論は、速やかに行って結論をえるべきだ」と述べ、政府に対し速やかに議論し結論をえるよう求めました。

また「憲法の制約があり非常に難しいが、当事者である皇族方の意見を何らかの形で聞くことも必要ではないか」と述べました。

一方で玉木氏は、女系天皇について「男系の女性天皇は認めてもいいと思うが、男系の伝統を変えることは長い歴史を変えることにもなるので、現時点では非常に慎重に考えている」と述べました。

維新は党内で議論開始へ

皇室をめぐる課題の解決につなげるため、日本維新の会は8日の役員会で、女性宮家の問題などについて党内で議論を始めることを決めました。

今回の皇位継承の特例法を審議した衆参両院の委員会では、安定的な皇位継承を確保するための課題や女性宮家の創設などについて、政府に対し速やかに検討することを求める付帯決議が可決されています。

日本維新の会は8日の役員会で、皇室をめぐる課題の解決につなげるため、女性宮家の問題などについて党内で議論を始めることを決めました。

馬場幹事長は記者会見で「備えあれば憂いなしで、不測の事態に備えてしっかりと議論し、皇室典範などの改正が必要であれば、そうした働きかけも行っていかなければならない」と述べました。