あれから7年 4月16日「NHKのど自慢」に込められた思いとは
- 2023年04月14日
2016年4月16日、宇土市は震度6強の地震で市役所の4階が押しつぶされるなど様々な被害を受けました。それから7年、同じ4月16日に行われる「NHKのど自慢」に込められた思いとは。
直前ナビとして、今回の「のど自慢」開催に至るまでの背景をお伝えします。
2023年4月16日(日)、熊本地震で被災した宇土市役所庁舎の復興と落成を記念して「NHKのど自慢」が熊本県宇土市で開催されます。
【放送予定】
4月16日(日)午後0時15分~1時(生放送)<総合・ラジオ第1・FM・国際>
※NHKプラスでインターネットでの同時配信/見逃し番組配信(放送後1週間)があります。
ゲストはこの2人。水前寺さんは熊本出身です。
のど自慢が開催される4月16日は、熊本地震の本震が起きた日です。
今回ののど自慢の開催場所である宇土市は、震度6強を観測し、各地で大きな被害がありました。
4月14日の前震、16日の本震で、宇土市役所庁舎も大きな被害を受けました。庁舎の損壊は全国的にも大きく取り上げられ,発災後から解体まで約10か月かかったといいます。
庁舎の4階部分が、写真のように、押しつぶされてしまいました。
2021年4月から宇土市役所の新庁舎の建設が始まり、先日2023年1月23日に落成しました。
現在、5月8日の開庁日に向けて準備を進めているということです。
今回は、熊本地震で被災した宇土市役所庁舎の復興と落成を記念した「のど自慢」です。
熊本地震からの復興と、全国からの支援に対して感謝の気持ちを示したい、と、宇土市が「のど自慢」の開催場所として名乗りを上げたことで、宇土市での開催が決まりました。
会場となる宇土市民体育館は、熊本地震の後、市役所業務が行われた場所です。
この宇土市体育館から、出場者たちが、どんな思いで、どんな歌を届けるのか?
7年前に宇土市が受けた被害と、この7年間の復興の歩みに思いをはせながら、放送で見守っていただければと思います。
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