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【熊本地震】「あのとき」を振り返る

動画とタイムラインで振り返る 2016年4月14日と16日
  • 2023年03月30日

※この動画には激しい揺れの映像が含まれます

2016年4月14日と16日に発生した熊本地震。

2度の震度7が熊本を襲った「あのとき」を、映像と音声、タイムラインで振り返ります。

14日 午後9時26分
前震発生

2016年4月14日午後9時26分、熊本県熊本地方でマグニチュード6.5 の地震が発生。益城町で震度7を観測しました。

熊本城からは白い煙のようなものが立ち上りました。

14日 午後10時30分ごろ
益城町で火災

地震の発生直後から各地で火災が発生。
消防には通報が殺到しました。

14日 午後10時20分ごろ
住民が益城町役場に避難

地震直後、益城町役場には多くの住民が避難してきました。役場は停電していて、屋外の駐車場に人が集まっていました。

15日 午前0時ごろ
九州新幹線が脱線

回送中だった九州新幹線は地震で脱線しました。
その後、全線での運行再開には2週間近くを要しました。

15日 午前0時3分
余震 熊本市などで震度6強

15日午前0時3分、熊本市南区や宇城市などで6強を観測する地震が発生しました。

熊本地震では前震・本震以外にも、震度6以上の地震が5回発生するなど、大きな余震が相次ぎました。

15日 午前6時ごろ
益城町で被害あらわに

一夜明け、被害の状況が明らかになり始めました。 
多くの建物が潰れるなどして倒壊していました。

15日 午後1時ごろ
避難所に多くの人が

益城町の避難所には多くの人が集まり、支援物資を受け取っていました。自衛隊による入浴支援も行われました。

16日 午前1時25分
本震発生

2016年4月16日午前1時25分、熊本県熊本地方でマグニチュード7.3の地震が発生しました。
1度目の地震から、28時間後のことでした。

益城町では2度目の震度7を観測しました。同一地域で震度7の地震が連続して発生するのは、観測史上初めてです。 

16日 午前2時半ごろ
益城町で住宅倒壊相次ぐ

益城町では再び住宅の倒壊が相次ぎました。

その後の調査で、益城町の中心部では古い耐震基準で建てられた木造住宅のおよそ3割が倒壊したことが判明しました。 直接死50人のうち、倒壊に巻き込まれて亡くなったのは40人近くに及びました。

16日 午前5時40分ごろ
御船町の病院から転院

御船町の希望ヶ丘病院では、倒壊の恐れがあることから院内の患者を転院させました。

熊本地震では、複数の病院が被災。病院の機能の低下や倒壊の恐れによって転院を強いられたことによって亡くなり、「災害関連死」と認定された人が相次ぎました。
2023年3月現在、その数は46人にのぼっています。

16日 午前6時前
阿蘇地域 被害あらわに

夜が明け、阿蘇地域の被害の大きさが明らかになりました。

阿蘇大橋も崩落し、付近を車で走っていたと見られる阿蘇市の大学生が亡くなりました。

16日 午前6時ごろ
東海大学付近のアパート 倒壊

南阿蘇村では本震で東海大学農学部のキャンパス周辺にあったアパートが倒壊し、学生3人が亡くなりました。 

16日 午前6時ごろ
宇土市役所 大きな被害

宇土市役所は鉄筋コンクリート5階建ての4階部分が押しつぶされるなど、大きな被害が出ました。

熊本地震では役場が被害を受けて使えなくなり、災害対応や行政サービスが出来なくなったケースが相次ぎました。

16日 午前10時前
熊本城 石垣崩れる

16日午前10時前、熊本城の石垣が崩れる様子をNHKのヘリからの映像で捉えていました。

熊本城は現在も復旧作業が続けられています。
天守閣の復旧は完了しましたが、全体の復旧完了は15年延び、2052年度となる見通しです。

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