【出張！とさっこ放送局】大川小中学校の子どもが伝えたいこと

NHKプラスの見逃し配信で全国どこからでもごらんいただけます。
配信は12月26日(火)午後7:00までです。

大川小中学校はどんなところ？

高知県の北側、四国の中央付近に位置する大川村。周囲を1000メートル以上の山々に囲まれ、中央部を吉野川が流れる自然豊かな場所です。

そこで、村唯一の学校として、9年間の一貫教育を行うのが、大川村立大川小中学校です。
 

自慢の一輪車を披露！

小学1年生から6年生までの子どもたちは、あわせて16人。全員が一輪車を乗りこなすことができます！

各自、準備をしてグラウンドに集合。オープニング撮影の作戦会議です。
果たして、どんなオープニングとなったのか！
エンディングの表情からご想像ください。

番組づくりを学ぶ

オープニングとエンディングでは出演者でしたが、ここからは自分たちがリポーター、技術スタッフとなります。田中リポーターを先生に、発声方法や伝わる話し方を勉強しました。母音の発声練習では、「い」の発音を最高の笑顔で実践していたのが印象的でした。

　続いては、カメラの操作体験。しかし、この時点で時間オーバー。本来なら2人程度で終わりになってしまうような状況でしたが、先生方のご好意と子どもたちのやる気により、休み時間まで使ってほとんどの子どもが挑戦しました。みんな、いい笑顔！
 

大川村の魅力と旧役場の秘密に迫る!

　今回、番組づくりに挑戦したのは、6年生3人と5年生4人。リポーターを6年生が担当して、5年生がスイッチャー、カメラ、音声の技術スタッフを担当しました。大川村役場の方へのインタビューでは、村の魅力と旧役場の秘密に迫りました。

太刀(たち)きん君登場！

　続いて、大川小中学校の中学生が生み出した大川村公認のマスコットキャラクター「太刀きん君」が登場！キャラクターに込められた思いを太刀きん君本人に聞きました。
 

　太刀きん君は、県の無形民俗文化財に指定された「花取太刀踊(はなとりたちおどり)」が得意。大川小中学校の子どもたちも負けじと踊りを披露しました！

地域とともに歩む「大川小中学校」

　みんなが「花取太刀踊」を踊れることからも分かるように、地域と深く結びつき、村全体を盛り上げている大川小中学校。村の人口以上の人が集まる「謝肉祭」や村民と合同の「大運動会」などの活動を紹介しました。

今回、NHK職員として番組づくりのお手伝いをさせて頂きましたが、大川小中学校の子どもたちは、村民とともに大川村づくりに挑戦しているんだなと強く感じさせられました。