小学生がプロ機材で番組制作 高知・足摺岬小学校から情報発信
- 2023年05月29日
小学生が地域の話題をテレビで発信する企画。
NHK高知放送局のスタッフが学校を訪ね、子どもたちの番組作りをお手伝いします。
今回は、土佐清水市足摺岬(あしずりみさき)にある小学校から地域の魅力を発信!
土佐清水市立 足摺岬小学校 から地域の魅力を発信!
夕方6時10分から放送中のニュース番組「こうちいちばん」。
今年度から新コーナー「出張!とさっこ放送局」が始まりました。
高知(土佐)の子どもたちが、放送局員として地域の話題を発信するコーナーです。
私たちNHKスタッフは高知県内の小学校を訪ねて、番組作りをお手伝い。
その模様を後日「こうちいちばん」で放送します。
前回の長沢小学校に続いて、5月23日(火)の訪問先は、全校児童20名の四国最南端の足摺岬小学校(土佐清水市)。高知市内から車で約3時間。
子供たちは授業開始前、音楽の流れるグラウンドを元気よく走っていました。
自己紹介と「出張!とさっこ放送局」お仕事の説明
まずは、あいさつと自己紹介。はじめは緊張した様子です。
放送のしくみやズームイン、ズームアウトなどカメラの専門用語を勉強して理解を深めています。
メモを真剣なまなざしでとっている姿が印象的でした。
放送機材操作体験
放送の仕組みや、きょうの仕事、用語などについて理解を深めたあとは、実機の操作です。
四国最南端の学校からどのように放送を届けるのか、中継車を使って体験します。
体育館では、カメラ操作を体験しました。
中継車の中では、映像の切り替えや調整、音声コントロールについて理解を深めています。
いよいよ番組作り(リハーサル)
それぞれの仕事に分かれて番組作り開始です。
校舎入り口では、学校と地域の紹介をします。
下の写真は中継車内の様子です。
左から、レベル調整をする音声、映像を切り替えるスイッチャー、そしてディレクターの係です。
みんなで番組作りをささえます。
校庭では、学校じまんです。
子どもたちが観光ガイドをしていることや、防災学習について紹介します。
本番(収録開始)
いよいよ本番、実際に観光ガイドをしている衣装に着替え、観光客、ガイド役などに分かれて収録開始です。
ラストは、地域に伝わるお祝いの歌「舟唄」を披露してくれました。
暑い日ざしの中、響き渡る太鼓の音とともに真剣に子どもたちが歌う様子は、尊く、そして美しく、スタッフ一同とても感動しました。
今回、「出張!とさっこ放送局」の番組制作にあたり、足摺岬小学校の先生や関係者の方々に、 多くのご協力をいただきました。ありがとうございました。
子どもたちが作った今回の内容は、 5月30日(火)に総合テレビ 夕方6時10分からの「こうちいちばん」で放送予定です。
お楽しみに!