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【出張!とさっこ放送局】大豊学園の子どもたちが発信!

NHKプラスで12月12日(火)午後6:59まで見逃し配信中
  • 2023年12月06日

 

NHK高知の「こうちいちばん」でお届けしている「出張!とさっこ放送局」。小学生がプロ機材で番組を制作して、学校や地域の話題を発信しています。今回は、大豊町立大豊学園の子どもたちに挑戦してもらいました。

NHKプラスの見逃し配信で全国どこからでもごらんいただけます。
配信は12月12日(火)午後6:59までです。

クリックするとNHKプラスの見逃し配信をごらんいただけます。
12月12日(火)午後6:59まで

大豊学園はどんな学校??

国の特別天然記念物に指定されている「杉の大スギ」の近くにあり、大豊町内の大豊町中学校、おおとよ小学校が一体となって去年、開校しました。小学校課程から中学校課程までの義務教育を一貫して行う大豊町内で唯一の学校です。

 

全校の児童・生徒は119名。今回「とさっこ放送局」に参加してくれたのは、5年生12人です。
5年生が4つのグループに分かれ、それぞれのグループごとにメッセージを伝えるキャスター役と、裏方となるカメラマン役などを交代で担当し、番組制作に取り組みました。
 

番組づくりを勉強しよう!

まずは番組作りについて勉強です。ニュースなどの番組が放送局でどのように作られているか学習しました。

カメラの向け方やズーム、ピントなどのカメラの操作方法について、映像を見ながら学習しました。

数多くあるマイクの種類の説明を受けたり、収録で使用するハンドマイクの使い方を習ったりしました。

テレビを見ている人にメッセージを届けるためにどうすれば伝わるのか、映像を見ながら考えました。

さあ、オープニング部分の学校紹介パートの収録です。
大豊町産の木材を利用した温かい雰囲気の木造校舎。玄関脇の外光が降り注ぐ明るい階段で撮影開始です。初めての経験で緊張しましたが、みんなで声を合わせました。

次は玄関に出て、エンディング部分の収録です。校舎をバックにみんなの元気さをアピールしました。

番組の本編収録の進め方について説明を受けたあと、小さな放送局である中継車の見学を行いました。

映像を切替えるスイッチャーの操作を体験します。カラフルに光るボタンばかりですね。

みんなでカメラの操作を体験しました。カメラ担当の子どもたちは練習を重ねました。

田中リポーターから話し方について説明を聞いたあと、呼吸法や発声方法を習いました。子どもたちが実際に読む原稿を利用し、伝えたい部分を強調した読み方の練習を行いました。

番組制作のスタートです!

それぞれの担当に分かれて学校や地域の自慢を伝える番組作りに挑戦します。
学校近くの杉地区にある、国の特別天然記念物「杉の大スギ」を紹介しました。

紹介するコメントを打ち合わせして決めました。

フロアディレクターは、キャスターが見やすい位置にカメラのじゃまをしないように原稿を出します。

マイクを通してどう聞こえるか実際に確認しながら、音量調整について習いました。

大スギの近くにある美空ひばりさんの遺影碑と歌碑がある場所に移動し、美空ひばりさんが子どもの頃
大スギに願をかけたことを紹介しました。

スタッフに教えてもらいながら画角を調整しています。

今度は学校に戻り、今でも木の香りがする大豊町自慢のスギが使用された校舎と、小中一貫について紹介しました。

学校の周辺が見渡せる校舎2階の屋外デッキで収録を行います。

大豊町で400年間作り続けられている幻のお茶「碁石茶」を紹介しました。

編集でインサートするお茶や茶葉もよく見えるようにズームインして撮影しました。

音声卓のつまみを回して音量を調整しました。

今度は学校近くを流れる吉野川の支流「穴内川」の橋の上で、吉野川を紹介しました。

川が見えるようにカメラの位置を少し高くして撮影しました。

すべての収録が終わった後みんなで番組の出来上がりを確認しました。

番組制作を通して、放送局の仕事の楽しさも感じてもらえたようで、私自身もとても楽しかったです。
みんな裏方の仕事を真剣かつ楽しそうにやっていたのが印象的でした。
 

制作した番組は、12月5日(火)夕方6時10分から「こうちいちばん」(総合・高知県域)で放送されました。大豊学園の児童の皆さん、先生、保護者や地元の皆様、ご協力ありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています!

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