【らんまん】 万太郎(神木隆之介)興奮! ヒルムシロとは?
- 2023年06月02日
連続テレビ小説『らんまん』第9週タイトルは「ヒルムシロ」。
万太郎(神木隆之介)が、ゆう(山谷花純)から名前を教えてもらった植物ですが、どんな植物なのかご紹介します!
※ドラマのネタバレを含みますので、ぜひドラマを見てから、こちらの記事をご覧ください。
(高知放送局 広報担当・菅菜々美)
ヒルムシロ とは
日本各地に分布している、池や溝、水田などに浮かんでいる多年草です。
浮水葉は水面に浮かびつやがあり、花期は初夏から秋です。
蛭席(ひるむしろ)は、葉をヒルの居所にたとえた名前と言われています。(「原色牧野植物大図鑑」より)
『らんまん』の中では
万太郎(神木隆之介)が、水草を桶の中に入れます。水に葉が浮いていますね。
このとき、まだこの植物の名を万太郎は知りませんが、これがヒルムシロです。
浮いちゅう葉は楕円形で水の中に沈んじゅう葉は細いがじゃ
竹雄(志尊淳)は万太郎の説明を聞き、1本の草に浮く葉と沈む葉がついていることを面白いと言います。
その後、長屋の住人のゆう(山谷花純)がふと「あれ、ヒルムシロ」と言います。その言葉を聞いた万太郎は驚き、ゆうの肩をつかみ、なんと言ったか聞きます。
ゆうは、蛭が乗っかるムシロのようだから、うちの田舎(能登)ではそう呼んでいた と言います。
他の地域では呼び名が違うのでしょうか?
ちなみにヒルムシロの花言葉は、「清らかな愛」「清純な心」「思いやり」などがあり、清楚で優雅な姿からこのような花言葉になっているようです。
ヒルムシロにヤブジラミを乗せてながめていた万太郎。この万太郎の頭の中は、寿恵子(浜辺美波)でいっぱいです。もしかすると、万太郎には、ヒルムシロの清楚な姿が寿恵子と重なって見えたのかもしれないですね。
植物が大好きで没頭したいのに、どうしても寿恵子のことが頭から離れない万太郎。この先、2人はいったいどうなるのでしょうか。物語の続きが気になります。
連続テレビ小説『らんまん』第10週以降はどんな植物が登場するのでしょうか?お楽しみに!
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