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【らんまん】志尊淳さん演じる竹雄が気付いたドクダミとは?

連続テレビ小説『らんまん』第6週のタイトル においが特徴的な「ドクダミ」をご紹介!
  • 2023年05月11日

連続テレビ小説『らんまん』第6週タイトルは「ドクダミ」。
万太郎と竹雄が訪れた十徳長屋に生えていた植物ですが、どんな植物かご紹介します!
※ドラマのネタバレを含みますので、ぜひドラマを見てから、こちらの記事をご覧ください。
(高知放送局 広報担当・菅菜々美)

『らんまん』第6週。神木隆之介さん演じる万太郎と、志尊淳さん演じる竹雄が東京に着きました。
ジメジメとした路地裏の長屋で見つけ、竹雄がにおいに気付いた植物が「ドクダミ」です。

一体どんな植物なのか、高知県立牧野植物園に話を聞きました。

ドクダミ とは

日陰の土地に群生する、臭気のある多年草です。葉は光沢のない暗緑色です。

花期は6~7月で、白い多数の花をつけ、下から順に咲きます。

地下茎や葉は民間薬として用いられます。

『らんまん』の中では?

東京に着いた万太郎(神木隆之介)と竹雄(志尊淳)は、野田基善(田辺誠一)らがいる博物館へと足を運びます。野田から東京大学への紹介状をもらった万太郎は、名教館時代の学友・広瀬佑一郎(中村蒼)のもとへ。

下宿先を探すため、大八車を引いて東京の町をさまよっていたところ、貴重な標本が入ったトランクを盗まれてしまいます。トランクを探しながらたどり着いたのは、ドクダミだらけの薄暗い根津の長屋でした。

倉木隼人(大東駿介)や妻のえい(成海璃子)らと出会い、十徳長屋に住むことを決めた万太郎と竹雄。住人の力を借り、ドクダミを抜いていきます。毒があるのか心配する住人に対し万太郎は、「毒らあありませんき!毒と痛みを消すき、ドクダミゆう呼び名がついたがじゃ」と言います。

物語の中ではこのあと、薬にするため、よく洗ったドクダミを束にして紐で縛り、軒下に干していきました。

こうして住人となった万太郎。愉快な住人たちとともに、東京での新しい暮らしがスタートします!

いよいよ高知から東京へ出てきた万太郎。下宿探しに苦戦しながらも、無事に新たな生活が始まりましたね。万太郎の植物研究はどうなっていくのでしょうか。

「ドクダミ」という名前だけ聞いて、私も物語の住人のように悪い印象を持ってしまいましたが、毒と痛みを消すからドクダミなんですね。倉木隼人(大東駿介)の初対面の印象は悪かったですが、今後は万太郎とどのような関係になっていくのでしょうか。万太郎と竹雄だけでなく、長屋の人たちの今後にも注目ですね!

ちなみに、高知県産の「ドクダミ茶」もあり、高知では他の地域と比べて、なじみのある植物だったかもしれません。

連続テレビ小説『らんまん』第7週以降はどんな植物が登場するのでしょうか?お楽しみに!

  • 菅菜々美

    高知放送局 広報担当

    菅菜々美

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