ストレスチェックしてみよう!
ストレスとは、「心身に過剰な負荷がかかってゆがみが生じること」です。
ストレスをそのまま放っておくと、さまざまな問題が現れます。これらは大きく3つに分けられ、暴飲暴食、ギャンブルなどの「行動の問題」、めまいや頭痛などの「体の問題」、うつや不安、イライラなどの「心の問題」として現れます。
ストレスがたまっているかどうかを調べる「ストレスチェック」をご紹介します。
ストレスを判断するのに最も適切と思われる項目を8つに絞ったチェック方法です。この1週間の生活を振り返り、自分に当てはまる回答の点数の合計を出します。

食欲、睡眠、喜び、疲れ、ゆううつ、不安、緊張、体の症状という項目に対して、5段階で評価します。
このチェックは40点満点で、点数が低いほど、ストレスがかかっていない状態です。
一方、点数が高かった場合はストレスがかかっている状態で、要注意です。
合計24点以上は黄色信号
合計32点以上はかなり注意の赤信号です。
現在の生活を改めたり、専門家に相談したりするなどして、1日も早くストレスを解消してください。
解消法①体をゆるめて心もリラックス
では、さっそく「ストレス解消法」をみていきましょう。
ストレスがかかると、心だけでなく体も緊張します。逆に、気持ちがリラックスしているときは、体もゆるんでいます。
そこで、意識的に体がゆるんだ状態を作り出すことで、心の緊張をほぐし、リラックスさせることができるのです。
体をリラックスさせるのに効果的なのが、筋肉をゆるめるトレーニングです。
その1つ、「肩の力を抜く」方法をご紹介します。
【肩の力を抜く】方法

- 背筋を伸ばして座る。
- 息を吸いながら、両肩を上げる。
- 息を吐きながら、両肩をストンと下ろす。
解消法②体をゆるめて心もリラックス
続いて、世界中で注目されている「マインドフルネス」について、ご紹介します。
マインドフルネスとは
私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めています。

特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。
こうした「心ここにあらず」の状態から抜けだし、心を"今"に向けた状態を「マインドフルネス」といいます。
心を"今"に向けた「マインドフルネス」の状態に到達する手段として、めい想が行われます。
マインドフルネスめい想は、脳を活性化させ、ストレスをたまりにくくしたり、仕事のパフォーマンスを上げる効果があり、医学やビジネスの世界で大きな注目を集めています。
マインドフルネスめい想には、大きく「意識を集中するめい想」と「気を配るめい想」の2つがあります。
意識を集中するめい想「呼吸のめい想」のやり方動画はこちら 気を配るめい想「音に耳を澄ますめい想」のやり方動画はこちら
解消法③ツボ押しでリラックス
東洋医学には、「心身一如(しんしんいちにょ)」といって、こころと身体がつながっているという考え方があります。さまざまな身体の不調をやわらげることで、こころの状態も改善していきます。
万能ツボの1つとして知られている「合谷」は、こころをリラックスさせる効果が期待できるツボです。

ツボの位置:「合谷」の位置は、手の親指と人差し指の間
【押すときのポイント】
- 指で5秒かけてゆっくり押す。3秒止めてからゆっくり離す。
- 3~5回ほど繰り返す。
※強さは「気持ちがいい」程度で。押し過ぎには注意。
イライラが症状として現れる病気
最近、イライラすることが多くなったという人は、もしかしたら病気のサインかもしれません。イライラが症状として現れる病気をご紹介します。