詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年5月号に詳しく掲載されています。

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私たちは、今この瞬間を生きているようでいて、実は過去や未来のことを考えて、「心ここにあらず」の状態が多くの時間を占めています。特に、過去の失敗や未来の不安といったネガティブなことほど、考えを占める時間が長くなりがちです。つまり、自分で不安やストレスを増幅させてしまっているのです。こうした心ここにあらずの状態から抜けだし、心を"今"に向けた状態を「マインドフルネス」といいます。
心を"今"に向けたマインドフルネスの状態に到達する手段として、めい想が行われます。マインドフルネスめい想は、脳を活性化させ、ストレスをたまりにくくしたり、仕事のパフォーマンスを上げる効果があり、医学やビジネスの世界で大きな注目を集めています。IT企業を中心に、マインドフルネスめい想を社員研修に取り入れる会社も増えています。
マインドフルネスめい想には、大きく「意識を集中するめい想」と「気を配るめい想」の2つがあります。意識を集中するめい想として、「呼吸のめい想」を、気を配るめい想として、「音に耳を澄ますめい想」を紹介します。
雑念が浮かんできた場合は、「雑念、雑念」と心の中でつぶやき、「戻ります」と言って、再び呼吸に意識を戻します。呼吸のめい想は、1日10分ほど行い、慣れてくれば時間をのばしても構いません。
詳しい内容は、きょうの健康テキスト 2018年5月号に詳しく掲載されています。