静岡浜松　浜名湖花博２０２４ガーデンパークの見どころは？大型連休にも楽しめます！

浜名湖ガーデンパークもスタート！

静岡県浜松市で開催中の「浜名湖花博2024」は、先んじてスタートした「はままつフラワーパーク」に続き、「浜名湖ガーデンパーク」も開幕しました。

広い敷地に、5000品種、100万株の色とりどりの花や緑が彩り、見ごろを迎えています。

ネモフィラの青い絨毯が見頃です！

4月上旬、ネモフィラ畑が満開です！水色の花の間を通り抜けて散策したり。写真を撮ったり。

こちらの会場は犬OK！なんです。愛犬の記念写真を撮る姿もたくさん見かけました。

デジタルで花を満喫！

今回のイベントでは自然とデジタル技術の融合に取り組んでいます。

フランスの画家、クロード・モネの「睡蓮」など、印象派の名画をデジタル化し、部屋全体に映し出して音楽とともに楽しむ施設も設けられました。絵画の中に溶け込むような感覚が味わえるということです。

當間ローズさんの作品も！

静岡県湖西市出身で、歌手で華道家の當間ローズさんが手がけた生け花や盆栽も展示されています。

「情熱」と名付けられた盆栽は、樹齢100年以上のゴヨウマツの枯れ木を半年間かけて乾燥させた上で、枝に1つ1つ赤茶色の葉を生けて仕上げたということです。

自動運転車両に乗れます！

パーク内では、自動運転車両などが客を乗せて走っています。

車両は、時速20キロ以下で走行する4輪車や、時速3キロほどの低速で走行する1人乗りのモビリティなど4種類。

浜松市の鳥であるウグイスをモチーフにした妖精のキャラクターや、ナナホシテントウをモチーフにしたキャラクターが描かれています。

新しい自動車技術を体感できるのも、浜松市ならでは！の花博ですね。

庭園デザインコンテストも！

県内外の愛好家やプロなど26組が庭のデザインを競うコンテストのエリアも設けられています。

スコットランド出身のガーデンデザイナー、ニコラス・レナハンさんのお庭もあります。

植物や昆虫、動物などと共生する美しい自然を表現しているそうです。

磐田市で農業や花の栽培などについて学ぶ大学1年生のグループも参戦しています。静岡県内で育てたさまざまな色や形のマーガレットを並べて植えて、大西洋上の島々を表現しているそうです。

何十年に一度だけ咲く珍花も！

「リュウゼツラン」って知ってますか？「竜の舌」のような形の葉が名前の由来とされる、中南米が原産の多肉植物です。数十年に1度だけ、枯れる前に花を咲かせるのだそうです。その貴重な花が、なんと！花博の開催に合わせて開花しました！

乾燥地域に育つ植物が植えられたエリアで、葉もとから伸びた茎が高さ3メートルほどまで成長しています。その茎を取り囲むように、細長い形の小さな黄色い花をたくさん咲かせていました。

一生に一度しか花を咲かせない「リュウゼツラン」。花博の開催に合わせて開花したことに、実行委員会のメンバーも驚きを隠せない様子でした。一見、地味な花ですが、愛好家の方々は足を止めて驚いている様子で観察し、写真を撮っていました。
5月1日に状況を確認したところ、ことしは合計3株が花を付けたそうです！このうち1株は咲き始め（GW中も楽しめる見込み）、1株はちょうど見頃、1株は枯れ始めている、だそうです。是非、お見逃し無く！

思い思いの楽しみ方を！
 

絵を描いている男の子に出会いました。とてもキレイだから絵を描きたくなったそうです。素敵ですね！

来場者からは、「花を楽しむだけではなく、花や色の組み合わせや植え方を参考にしたい」という声も多く聞かれました。

浜名湖花博は、「浜名湖ガーデンパーク」で6月2日まで、「はままつフラワーパーク」で6月16日まで開かれています。