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この年の出来事
新型コロナウイルスが世界中で流行。医療、介護、教育現場、観光業界など多岐にわたる影響を伝えました。また、ネット上でのひぼう中傷やサイバー攻撃、SNSを利用した犯罪など、インターネットを通じた問題も多く取り上げました。

2020年 12月

新しい記録から見る
2020年12月18日(金)

急増 家庭内感染 家族の命をどう守るのか

新型コロナの第3波で今、広がっているのは「家庭内感染」だ。都内の感染者で感染経路が明らかな人のうち、家庭内で感染した人が11月に入って4割を超えた。大阪市で一家5人が感染したケースや自分が感染したため同居する80代の認知症の父親を濃厚接触者にしてしまったケース。同じ家族でも病状や後遺症が異なったり、収容先の施設で別れ別れになったりするなど、想定を超える事態に見舞われる ...

2020年12月17日(木)

認知症の私が認知症の相談にのってみたら…

もし認知症と診断されたら、あなたは何を思いますか?“早期診断・早期絶望”と言われる認知症。診断後のショックから立ち直り、人生をどう歩むのかが重要な鍵となっている。香川県の病院では、非常勤職員として認知症の当事者を雇用し、認知症と診断された人やその家族の相談にのる取り組みを始めている。この半年、相談現場にカメラが密着。認知症当事者の知られざる胸の内、そして「認知症になっ ...

2020年12月16日(水)

心をつなぐ“わらしべ長者” ~物々交換から見るコロナ禍の一年~

今年秋、大阪のNPOがネット上で一本の赤い糸との物々交換を呼びかけた。等価交換ではなく、より価値の高い物を求め、最後にたどり着いた物を金銭に換えて困窮者の支援団体に全額寄付する。現代版“わらしべ長者”とも言える新しい寄付の模索だ。交換に応じる人々の思いはコーヒーから漫画制作権、色鉛筆からイヤホンへ。大阪、沖縄、東京へとつながり、ついに家一軒にまで。コロナ禍の今だからこ ...

2020年12月15日(火)

教員からの性暴力なくすために 最前線からの提言

去年5月から継続取材を行うクローズアップ現代+の「#性暴力を考える」プロジェクト。今回は、わいせつ行為などで処分される公立学校の教員が過去最多となっている、学校現場の問題に迫る。私たちの取材で明らかになったのは、処分に至るのは氷山の一角に過ぎず、多くの被害が意識や制度、時間などの“壁”に阻まれ、埋もれたままになっている実態。現場の徹底取材に加え、最前線で活動する専門家 ...

2020年12月10日(木)

ルポ 武漢の光と影 ~パンデミック1年~

パンデミックから1年。いち早く感染拡大した武漢はいま、“新型コロナを克服した街”として観光客でにぎわい、その闘いを称える展覧会も開催。さらに経済も復調の兆しを見せている。その一方、複雑な思いを抱えているのが、新型コロナで家族を亡くした遺族たちだ。政府の初動の遅れがあったから、多くの市民が犠牲となったのではないか。そう訴える遺族らは当局の監視対象に…。徹底した感染対策で ...

2020年12月9日(水)

“こもりびと”の声をあなたに ~親と子をつなぐ~

NHKひきこもりキャンペーン「#こもりびと」の連携企画。NHKがひきこもり当事者の居場所になろうと始めたラジオ番組「みんなでひきこもりラジオ」には、これまで7500を超える声が寄せられている。「就職試験に失敗したら、父親に何度もバカ女と言われ、生きていても仕方ないと思うようになった」「親に認めてほしいけど、無理ならいなくなってほしい・・・」。一方、こっそりラジオを聞い ...

2020年12月8日(火)

世界をリード 日本の小惑星探査 ~密着 はやぶさ2の舞台裏~

初代「はやぶさ」に続き、小惑星のサンプルリターンを成し遂げた「はやぶさ2」。今回は、小惑星の地表を覆っている砂などの採取に加え、世界で初めて星の内部に眠る物質の採取にも成功したと見られる。サンプルが詰まったカプセルは地球に投下され、まもなく日本に到着する! 番組は「はやぶさ」チームに密着。世界が驚嘆した2回のタッチダウンは、なぜ成功したのか。知られざるリーダーの決断 ...

2020年12月3日(木)

新型コロナウイルス“第三波” 迫られる“命の選択”

新型コロナの“第3波”で重症者の人数が過去最多を更新し、亡くなる人も急激に増えている。こうした中最前線を取材すると、一人一人がいわば「命の選択」を迫られる事態が起きていることが分かってきた。コロナ患者を治療する病院、介護施設、救命センター…。それぞれの現場から、いま人々が意識しなくなってきている「死」や「命」を見つめ直し、私たち一人一人に投げかけられているものは何か、 ...

2020年12月2日(水)

老朽化インフラ 教訓はなぜ生かされていないのか ~笹子トンネル事故8年~

笹子トンネルで天井板が崩落し9人が犠牲になった事故から8年。事故後、国は5年に1度、トンネルや橋の点検を義務化し、危険性の高いインフラの早期修繕を掲げてきた。しかし今回、早期修繕が必要とされた全国の橋とトンネルを初めて可視化した「インフラハザードマップ」を作成したところ、約7万3千か所のうち6割以上が「未着手」だと明らかになった。新設工事に比べ修繕工事が構造的に進まな ...

2020年12月1日(火)

“パパ活”の闇 コロナ禍で追い詰められる女性たち

コロナ禍で、経済的に困窮する女性たちが深刻な危機に陥っている。なかでも心配されるのが、いわゆる“パパ活”に足を踏み入れる女性たち。男性と一緒に食事などをすることで、金を提供してもらうものだが、トラブルの温床といわれ、“個人売春”につながるケースも少なくない。番組では、家族の暮らしを守るためパパ活という選択をせざるを得ない女性たちや、パパ活を斡旋し毎月100万円以上稼ぐ ...