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気分は遊園地!?熱海市網代の海で望月・森下アナが潜水リポ!

熱海市網代のマリーナで森下絵理香アナと望月豊アナが潜水リポート 伊豆 スキューバダイビング
  • 2024年02月14日

伊豆がふるさと・望月アナが伊豆の海を潜水リポートする「いつも潜って伊豆の海」。
今回は潜水班の後輩・森下アナとともに熱海市網代へ!
柱状節理の迫力ある岩場やそこに暮らす生きものたちをご紹介します。

10人しかいないNHK潜水アナのひとり・森下絵理香アナと

森下:さあ、網代の近くの海にやってきました-。
望月:森下さん、伊豆へようこそ!
森下:ようやく来られました。
   海の中もカラフルだったりしてと思って、
   すごく楽しみにしています!
望月:網代の海、これから潜っていきます。
森下:では、レッツ網代!

 

潜るのは、市街地のすぐそば。こんな住宅地の近くでダイビングができるのは、実はとても珍しいんです。

今回は、網代の海に潜り続けて30年、地元の水中ガイド・山田功さんに案内してもらいました。

山田さん

地形的な理由もありますが、潮通しがすごく良くて、魚影がとっても濃い海ですね。
魚だけじゃなくて、ソフトコーラルがとっても元気で、色とりどりで華やかなところが好きですね。

遊園地みたい!いざ海へ!

船に乗っていざ出発!

と言いたいところですが・・・。

あれ?なんだか変ですよ?。

実はここ。ダイビングの船が陸から出発する、
とても珍しいところなんです。

海に入る瞬間はわくわくします。

魚がたくさん網代の海

さあ、今度こそ出発です。

「網代の海へ行ってきまーす!」
「みなさーん、網代の海の中、入りました!」

さっそく出迎えてくれたのは、たくさんの魚たち。

昔から漁業がさかんに行われてきた網代の海。
実にさまざまな生きものが暮らしています。

望月:あ、ウツボが泳いでいますよ。
森下:ウツボが泳いできた!
   なんだかこっちを見ていますよ。
   体こんなに長いんですね。

望月:山田さんが何か見つけたようです、
   オオモンカエルアンコウ。
森下:え?どこにいるんですか?
   あああ、一瞬岩かと思いました。
   ここですね。
   ここに目があって、これが手?

「こうなっています!」

さらに進むと。

ゆらゆら揺れているものを見つけました。
これも生き物、サンゴの仲間のウミトサカです。

よく見てみると・・・。

まるで花びらのようですが、
実はこれ、口なんです。
ウミトサカはここに流れてくる小さな生き物、
プランクトンを食べています。

大人が隠れるくらい!

それにしても、これだけ立派なウミトサカは、
伊豆ではあまり見かけません。
網代の海が豊かな証拠ですね。

こうしたサンゴは小さな生きものたちの
隠れ家にもなっています。

格子柄がきれいなクダゴンベ

絶景!柱状節理の岩場

そして。

網代の海ならではの景色を見ることができました。

望月:ダイナミックな地形ですね。
   切り立ったがけのような地形、
   これが熱海などに多い柱状節理です。

四角い岩が積み重なっているように見えます。
溶岩やマグマが冷えて固まり、
「柱状節理」という整った形の岩ができるんです。
火山の噴火でできた伊豆ならではの景色です。

こうした岩場は生きものたちの住みかにもなっています。

望月:イタチウオをみつけたそうですよ!
森下:あのナマズのような顔をした魚ですか?
   どこどこ?あー、いましたすごい!

本当にナマズみたいですよね。
でも、イタチウオは立派な海の魚。

夜行性なので、こうした岩場はイタチウオにとって
格好の隠れ家なんです。

 

望月:森下さん、熱海市網代の海、
   いろんな魚がいますね。
森下:望月さん、網代の海は思っていた以上に
   たくさんの魚がいてカラフルな海でした!

  • 望月豊

    NHK静岡 アナウンサー

    望月豊

    静岡県伊豆の国市出身。1998年入局。1999年から潜水取材班で活動中。

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