ブルーベリー富士市 うまいら!産地をたずねて 末永キャスター
- 2023年08月08日
NHK静岡「たっぷり静岡」で放送している「うまいら!」。今回は末永万智キャスターが富士市で生産されているブルーベリーの畑を訪ねました。甘さの中に酸味のアクセントのあるブルーベリー。この時期、太陽の光をいっぱいに浴びて、おいしく色づいているそうです。畑で生産者に魅力を聞きました!
ブルーベリー共和国?!
雄大な富士山に見守られた富士市。ブルーベリーの魅力を発信しようと2012年に農家が集まってできたのが「ブルーベリー共和国」。現在、10軒の農家がブルーベリーの栽培と、ブルーベリー狩りの農園を営んでいます。おいしそうで、魅力的な「国家」ですね!
栽培20年 秋山光子さん
およそ20年前からブルーベリーを生産している、秋山光子さんです。ブルーベリー狩りに来てくれるお客さんに楽しんでもらうために、さまざまな種類のブルーベリーを栽培しています。
びっくり!40種類のブルーベリー
すごくたくさんなっていますね。何種類くらい栽培しているんですか?
40種類以上は植えたと思います。
え!そもそもブルーベリーって40種類もあるんですか!びっくりです。
ブルーベリーは品種によって味や色、大きさが違うそうです。秋山さんは、ブルーベリー狩りに訪れるお客さんに味の違いや実の色や大きさのバリエーションを楽しんでもらいたいと、たくさんの種類を植えたそうです。
夏においしくなるブルーベリー
代表的なブルーベリーを紹介してもらいました。
こちらはオクラッカニーという品種。甘みと酸味のバランスが良いのが特徴です。
こちらはタイタンと呼ばれる品種。おおきくなると500円玉ほどにもなり、濃厚な味と歯ごたえが特徴です。食べ応えのある実は生産者の秋山さんもお気に入りだそうです。
こちらはピンクレモネード。レモネードというだけあり、酸味が特徴です。市場にあまり出回らない珍しい品種ということですが、もはやブルーではなく、ピンクベリーですね(笑)。
秋山さんによるとブルーベリーはお日様が大好きで、夏のこの時期は太陽をいっぱいに浴びてブルーベリーは日々、甘くおいしくなっているそうです。
おいしい食べ方
ブルーベリー狩りで現地で食べるおいしさももちろんですが、スーパーなどで購入して、自宅でひと手間かけてできる、おいしい食べ方を教えてもらいました。
こちらは「フルーツサンド」。 クリームチーズとブルーベリージャムを混ぜたクリームをコッペパンに塗って、ホイップクリームと、生の実をトッピングしたものです。
おとなから子どもまで、おやつとして喜ばれそうですね!
こちらは「シャーベット」。作り方はカンタン。ブルーベリーと砂糖、水をミキサーにかけて、凍らせるだけ。暑い夏にぴったりです。凍らせておけば保存もききますね。
多くの人に味わってほしい
富士市のブルーベリーは、最近地元の菓子店からの注文も増えているそうです。こちらは地元菓子店が試作したブルーベリーの「どらやき」だそうです。どんな味がするんでしょう?
どんな気持ちでブルーベリーを育てているんですか?
ブルーベリーは品種ごとに食感も違ったり、味も違ったりするので、そういった魅力を多くの人に知ってもらいたいですね。
特に静岡県の地元の方には富士の完熟したおいしいブルーベリーを食べてもらいたいです。
秋山さんによると、ブルーベリー狩りは10月頃まで楽しめるそうです。品種によって完熟の時期が違うそうで、いろんな品種を食べ比べてみるのも楽しそうですね!
「うまいら!」のページでは過去の放送内容やレシピもご覧いただけます。 放送とともにお楽しみください。