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たっぷり静岡+ 家康ゆかりの三方原 絶品じゃがいも うまいッ

7月28日(金)放送「たっぷり静岡プラス」 三方原ばれいしょ
  • 2023年07月27日

お笑い芸人キャイ~ンの天野ひろゆきさんがMCを務め、日本各地の食べ物や産地ならではの料理や食材の生かし方などをご紹介する、食の情報バラエティ番組「うまいッ」。7月28日のたっぷり静岡プラスはこのじゃがいもの回の再放送をお送りします。

 家康が最大のピンチを迎えたとされる地、静岡県三方原。 ここで生産される三方原ばれいしょは、でんぷんの割合が高く、ホクホク感を存分に楽しめるおいしい芋。
タレントの當間ローズさんと田中洋行アナウンサーが現地リポートしました!

三方原ばれいしょはふるさとの味
當間ローズさん

 今回の食材ハンターは當間ローズさん。湖西市出身で、三方原ばれいしょは小さな頃から親しんできたそうです。元気いっぱい畑に向かいます。

三方原古戦場の碑の前で「いざVamos(出陣)じゃ!」

うまいッ!の秘密は太陽に?

 三方原のじゃがいもがおいしくなるのは第1に晴れが多いこと。去年の浜松の日照時間は東京より300時間長い、2345時間。この長さは全国有数だそうです。

太陽のめぐみを全身で感じる當間ローズさん

土壌改良 生産者の努力

もともと粘土質の赤土で水はけはあまりよくない三方原。生産者の酒井一さんは土を改良し、畑の水はけをよくするなどしておいしいじゃがいもを育てています。

生産者 酒井一さんに聞く當間ローズさん

北海道のじゃがいもが端境期にあたる6月に新じゃがを味わえるのが三方原ばれいしょ。ほくほく感と見た目の美しさから、知る人ぞ知る絶品のじゃがいもなんです。

土の中からコロコロ!ていねいに置きます

皮に栄養が でも芽には気を付けて

肌つやのいい?絶品じゃがいも

土が落ちやすく、つるんとした三方原ばれいしょは皮ごと食べるのもおすすめ。皮には維管束(いかんそく)と呼ばれる食物繊維をはじめ、鉄分やカリウムやカルシウムといったミネラルが豊富に含まれています。

ただ、じゃがいも特有の食中毒のリスクを避けるため、天然毒素(ソラニンやチャコン)が含まれる芽や、皮が緑色になった部分は十分に取り除いて調理してください。

大人気!地元の料理人の逸品

 皮がうすく、でんぷんたっぷりの三方原ばれいしょは地元の料理人もほれ込んでいます。 
浜松市大山町にあるカントリーレストランでは、この時期限定のほくほくのコロッケが大人気。

コロッケ

佐鳴湖を見下ろす高台にある老舗フレンチレストランでは冷製のスープに。

冷製スープ
ジャガイモの香りと味が口の中に広がります!

コロッケの芳じゅんな香り、そしてスープのうまみ。太陽いっぱいの三方原で育まれるばれいしょが体に染み入る感じがします。本当にうまいッ!

ケーキにも

スタジオでは三方原ばれいしょを使った「じゃがバターケーキ」もご紹介しました。
じゃがいものケーキ?と少し味に疑いを感じつつもみんなで一口。

『おいし~い!!』

上品な甘さと、ジャガイモ由来の食感と風味。三方原ばれいしょの新しい魅力を味わうことができました。

このケーキのレシピは、ホームページの
「その他の情報」からどうぞ⇒【こちら

ハンターと応援団 収録後に

今回食材ハンターを務めた湖西市出身の當間ローズさん。
収録後、地元応援団の田中アナにローズをプレゼントしてくれました。
傷がついて出荷できないローズを買い取り、名詞がわりにプレゼントしているそうです。

某恋愛番組のセレモニーのよう?

某恋愛番組を楽しみに見ていたので、嬉し恥ずかし。
當間さん、これからも静岡を一緒に盛り上げていきましょう!

  • 田中 洋行(たなか ひろゆき)

    NHK静岡 アナウンサー

    田中 洋行(たなか ひろゆき)

    静岡に暮らして4年以上ですが、三方原を訪れたのは初めて。家康が最大のピンチを迎えた‟つわものどもが夢のあと”は、夏草ではなく、おいしいじゃがいものが元気いっぱい育つ場所でした。

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