うまいら!産地をたずねて「小玉すいか」掛川 本多キャスター
- 2023年07月24日
掛川市の南部、睦浜地区は、昭和30年頃から続くすいかの名産地です。栽培されているのは、「小玉すいか」。直径20cm、大玉すいかの3分の1ほどの大きさです。
持ち運びしやすい、冷蔵庫に入れやすい、皮が薄くて捨てるところが少ないと、近年人気急上昇。生産現場に本多葵キャスターが訪ねました。
掛川市のすいかの名産地
掛川市の睦浜地区は海に近く、畑は砂地です。サラサラの土のおかげで雨が降っても水はけがよく、病気になりにくいそうです。太陽の光いっぱいに浴びておいしいスイカが育っています。まさにすいかの名産地です。
掛川のすいかは「小玉すいか」です。直径20センチ、重さはおよそ2キロ。大玉すいかの3分の1ほどの大きさです。持ち運びしやすく、冷蔵庫にも入れやすい食べきりサイズ。しかも、皮が薄くて捨てるところが少ないと、近年、人気急上昇なんです。
小玉すいか生産者
富口春雄さんと頼れる相棒
すいかの生産者、富口春雄さんです。
小さくても、シャリシャリした食感と、糖度11度を誇る甘さは、大玉に負けませんよ。(富口さん)
富口さんにはすいか栽培に欠かせない「大切な相棒」がいます。
ミツバチです。
すいかには雄花と雌花があり、花から花へ飛び回るミツバチに受粉してもらっています。ミツバチがいないと、雌花に花粉を付ける作業をしなくてはいけません。実は、富口さんは養蜂家でもあります。睦浜地区の小玉すいかは、すべて富口さんのミツバチが受粉させているそうです。
人の手でこの畑全てやると腰は曲がって痛いし、重労働で大変な作業です。ミツバチはね、私の相棒で一番の働き手です(笑)。
あまいっ!小玉すいか
きれいな赤ですね!もう、見た目が夏ですね!
食感がシャキシャキしていて、みずみずしくてあまくておいしいです!(本多キャスター)
暑い日におすすめのスペシャルメニューを用意していただきました。
「すいかのスムージー」です。凍らせたすいかと、レモン果汁、ハチミツ、ほんの少し塩を加えて、ミキサーにかければ出来上がり。ちなみにこちらのハチミツは、富口さんの相棒、受粉係のミツバチが集めた、自家製のものだそうです。
さっぱり、はちみつのやさしい甘さがあります。おいしいですね!(本多キャスター)
暑い季節に、掛川の小玉すいかはいかがでしょうか?
うまいら!
ぽんぽんぽんッ!すいかを選ぶときにみなさん叩いて音を確認していませんか?
掛川のすいかはピンポン玉ほどの実がなってから35日目が完熟、と決まっていて、叩かなくても最もいい状態で出荷されているそうです。甘さや状態に自信をもって出荷しているそうなので、買ってすぐが食べ頃だそうです。
「うまいら!」のページでは過去の放送内容やレシピもご覧いただけます。
放送とともにお楽しみください。