#法務省
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2023年6月21日
刑務官に装着式カメラ 受刑者を「さん」付け検討を 提言
名古屋刑務所の複数の刑務官による受刑者への暴行問題を受けて、有識者の第三者委員会は、全国の刑務官を対象に、不適切な言動を抑えるため、装着式のカメラを導入するほか、受刑者を呼び捨てにせず、「さん」付けにする検討を行うなど、再発防止策を提言しました。 名古屋刑務所をめぐっては、若手の...
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2023年5月10日
“保釈中の被告にGPSの装着も” 海外逃亡を防止へ
保釈中の被告の海外逃亡を防ぐため、必要な場合、GPSを装着させる制度の創設を盛り込んだ刑事訴訟法などの改正案が参議院本会議で賛成多数で可決・成立しました。 刑事訴訟法などの改正案は、近年、裁判所が保釈を認めるケースが増える中、日産のゴーン元会長がレバノンに逃亡するなど、保釈中の被...
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2022年7月7日
侮辱罪が厳罰化 懲役・禁錮も ネット悪質行為も対処厳しく
改正刑法の一部が7月7日に施行され、人を侮辱した行為に適用される侮辱罪に、新たに懲役刑と禁錮刑、罰金刑が加わり、SNS上でのひぼう中傷など、悪質な行為への対処がこれまで以上に厳しくなります。 先の国会で成立した改正刑法のうち、SNS上でのひぼう中傷など、公然と人を侮辱した行為に適...
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2021年10月10日
「懲役刑」と「禁錮刑」の一本化で新名称は「拘禁刑」軸に検討
「懲役刑」と「禁錮刑」を一本化した際の新しい刑の名称について、法務省は「拘禁刑」とすることを軸に検討を進めていて、結論がまとまれば来年の通常国会に必要な法案を提出したいとしています。 身柄の拘束を伴う刑のうち、刑務作業が義務づけられている「懲役刑」は、作業に多くの時間を費やすこと...
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2021年8月20日
スリランカ人女性死亡 再発防止へ省内に改革推進チーム 法相
入管施設に収容されていたスリランカ人女性が死亡した問題をめぐり、上川法務大臣は省内にプロジェクトチームを設けて、各地方の出入国在留管理局などの改善点を点検するとともに、職員の意識改革も含めて、再発防止に向けた取り組みを迅速に進める考えを示しました。 名古屋出入国在留管理局に収容さ...
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2021年3月7日
国内で大規模国際会議 京都で開幕 新型コロナ感染拡大後で初
国連が主催し、各国の司法担当の閣僚らが犯罪対策を話し合う国際会議が7日、京都市で開幕しました。新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、国内で初めてとなる大規模な国際会議で、会場では感染対策を徹底することにしています。 7日に開幕した国連の「犯罪防止刑事司法会議」、通称「京都コング...
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2021年2月22日
法務省 文書管理や決裁規定を見直し 行政手続きの透明性確保
行政手続きの透明性を確保するため、法務省は、省内の文書管理や決裁に関する規定を見直し、特に重要な解釈の変更については法務大臣を決裁者とするほか、文書の作成日や作成者などの記載を定めました。 東京高等検察庁の元検事長の定年延長の際に、検察庁法の解釈の変更が口頭で決裁されたことを踏ま...
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2021年1月20日
去年の司法試験合格者1450人 政府目標の1500人を初めて下回る
新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた去年の司法試験の合格者が発表されました。合格者は1450人と、政府が目標としている1500人を初めて下回りました。 去年の司法試験は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、5月から8月に延期して実施され、20日に例年よりも4か月遅れで合...
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2020年12月10日
コロナ “外国人感染情報の集約体制構築を” 法相の私的懇談会
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、法務大臣の私的懇談会は、外国人の感染情報などを集約する体制を、早急に構築するよう上川法務大臣に要望しました。 出入国管理政策などを検討する懇談会の座長を務める政策研究大学院大学の田中明彦学長は、10日上川法務大臣に報告書を提出しました。 報...
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2020年12月7日
少年院入所中に高校卒業資格取得できるよう 通信制高校と連携
少年院を出たあとの就職や更生につなげるため、法務省は入所中でも高校の卒業資格を取得できるよう通信制高校と連携し、少年院で実施される教育活動を高校の単位として認めることなどを柱とする支援策を取りまとめました。 少年院に入所している少年のうち、6割余りが高校を卒業しておらず、その後の...