流新党不参加の国民議員
衆参の14人で新党の見通し

立憲民主党などとの合流新党に参加しない国民民主党による別の新党は、玉木代表や前原元外務大臣ら、衆参両院の合わせて14人で結成される見通しになりました。

国民民主党内には、理念や政策の違いから、立憲民主党などとの合流新党に参加しない議員が22人いて、このうち、玉木代表や前原元外務大臣、それに古川代表代行などは、党の綱領や政策などを引き継ぐ別の新党の結成を目指しています。

玉木氏らがこの新党への参加を呼びかけた結果、「電力総連」出身の小林総務会長や、「電機連合」出身の矢田稚子参議院議員など、民間の2つの産業別労働組合出身の議員なども加わり、衆参両院の合わせて14人で結成される見通しになりました。

これを受けて国民民主党では、玉木氏らと、立憲民主党などとの合流新党に参加する議員との間で、近く党を分ける「分党」の協議が行われる予定です。

玉木氏らは、協議を経て、合流新党の結党大会が開かれる今月15日に、結党大会の開催を目指すことにしています。