曜討論ダイジェスト
「合流新党代表選」

立憲民主党と国民民主党などの合流新党の代表選挙に立候補を表明している、立憲民主党の枝野代表と国民民主党の泉政務調査会長が、NHKの「日曜討論」で、党運営の在り方などをめぐって議論を交わしました。

この中で、立憲民主党の枝野代表は「くしくも7年8か月続いた安倍政権が終わった今、政権に対じできる大きなまとまりをつくることができた。野党はこれまで内向きにエネルギーを使い、党が分かれたりしたが、いい意味でそうした経験も積んだからこそ、したたかさを持って対じしていく。大事なのは国民、有権者を向いた、ひらかれた政党であることで、何を訴えていくかを共有し、前に進んでいきたい」と述べました。

一方、国民民主党の泉政務調査会長は「政府・与党の疑惑や不祥事があると、そこに焦点が集まるが、本来は社会保障や防衛、そして国民生活を守る経済政策が前面に出てくる、信頼される野党でなければならない。政策能力、発信能力を強化し、国民に近い『政策像』を打ち出していく。若手、中堅、女性の議員をしっかり登用し、その積み上げの議論で政策を作る、風通しのよい民主的な党を作っていく」と述べました。