のSLBM配備「核使用
のハードル下げ危機を増大」

アメリカ国防総省が威力を抑えた核弾頭を搭載した、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの配備を発表したことについて、共産党の志位委員長は、核戦争の危機を増大させる行為だとして、トランプ政権を強く非難しました。

アメリカ国防総省は4日、低出力核と呼ばれる、威力を抑えた核弾頭を搭載したSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルを、配備したと発表しました。

共産党の志位委員長は記者会見で「核使用のハードルを下げて、核戦争の危機を増大させる行為だ」と指摘しました。

そのうえで「ロシアや中国などとの軍拡競争を、さらに激化させるもので、核兵器のない世界を目指す流れへの重大な逆流だ。断固抗議したい」と述べ、トランプ政権を強く非難しました。