民と国民 合流に向け
候補者調整などで意見交換

立憲民主党と国民民主党の合流に向けた両党の幹事長による話し合いが行われ、合流した場合の衆議院選挙の候補者調整などをめぐって意見を交わしました。

立憲民主党の福山幹事長と国民民主党の平野幹事長は、先週から両党の合流に向けた話し合いを続けています。

4回目となる24日は、国会図書館で、およそ1時間意見を交わし、合流した場合の衆議院選挙の候補者調整や、事務局や地方組織の運営方法などについて検討したということです。

幹事長どうしの話し合いをめぐっては、立憲民主党の枝野代表が今月21日に「1、2週間で当面の結論は出ると思う」と述べた一方、国民民主党の玉木代表は、22日、年内にこだわらず丁寧に議論して判断したいという考えを示しています。

福山氏は、記者会見で「『年内で区切る』と決め打ちをしているわけではないが、なるべく早く合意できるよう精力的に話し合いたい」と述べました。

一方、平野氏は記者団に対し「日程感を決めているわけではなく、一歩一歩積み上げなければならない」と述べました。