流「年内にこだわらず
丁寧に議論」国民 玉木代表

立憲民主党との合流をめぐり、国民民主党の玉木代表は「みなが納得できる結論に至ることが大事だ」と述べ、年内にこだわらず、丁寧に議論して判断したいという考えを示しました。

立憲民主党と国民民主党は、幹事長どうしが合流に向けた話し合いを進めていて、立憲民主党の枝野代表は21日、「1、2週間で当面の結論は出ると思う」と述べました。

国民民主党の玉木代表は長崎市で記者団に対し「平野幹事長から報告を受けているかぎりでは、とても今週中に全部まとまるような感じではない」と述べました。

そのうえで「期限を区切らず丁寧な議論をすることが党首会談での約束だ。みなが納得できる結論に至ることが大事で、テーマはさまざまあるので一定の時間はかかる」と述べ、年内にこだわらず合流するかどうか丁寧に議論して判断したいという考えを示しました。

また、玉木氏はかんぽ生命の保険の不適切な販売問題をめぐり、総務省の事務次官が行政処分の検討状況を日本郵政の上級副社長に漏らしていたとして、事実上更迭されたことを踏まえ、総務省から日本郵政グループへの天下りを禁止すべきだという考えを示しました。