会は会期定めず
通年国会に移行を」国民

国会改革をめぐって、国民民主党は、審議を充実させるため、会期を定めず1年中、国会を開くことができる、いわゆる「通年国会」への移行などを求める中間報告の案をまとめました。

国会改革をめぐって、国民民主党は、20日午後、政治改革推進本部などの合同会議を開き、中間報告の案をまとめました。

それによりますと、国会審議を充実させるため、会期を決めて国会を開く今の仕組みから、1年中、国会を開くことができる、いわゆる「通年国会」に移行することや、与党が政府提出の法案を事前審査し、了承する手続きを見直すことなどを求めています。

国民民主党では、来週にも中間報告をまとめる方針で、古川政治改革推進本部長は「国会議員が国民の声を反映させ、説明責任を果たすための国会改革が不十分だ。熟議の民主主義が実現できるような国会にしたい」と述べました。