会活動は数が多いほう
がやりやすい」維新 片山氏

日本維新の会と希望の党は、来年の通常国会から参議院で統一会派を組むことになりました。今回の動きは来年の参議院選挙での連携を視野に入れたものとみられます。

希望の党は所属議員が衆参両院合わせて5人で、政策的に近い日本維新の会に参議院で統一会派を組むよう打診していました。

日本維新の会は19日に参議院議員が対応を協議し、看板政策の「身を切る改革」を希望の党が受け入れたことなどから、来年の通常国会から参議院で統一会派を組むことを確認しました。

日本維新の会の片山共同代表は記者会見で、「国会活動は数が多いほうがやりやすい。具体的なメリットがどれだけあるか分からないが、大きな塊として国会活動をやっていく」と述べました。

今回の動きは来年の参議院選挙での連携を視野に入れたものとみられ、統一会派が結成されれば14人が所属することになり、共産党に並びます。

希望 松沢代表「将来的には選挙協力も」

希望の党の松沢代表は記者団に対し、「日本維新の会とは政策の立ち位置が近いので、是々非々で、日本の政治のキャスチングボートを握り、将来的には選挙に向けた協力も進めていきたい。関西で強い日本維新の会と、関東に基盤のある希望の党で、よい連携ができればいい」と述べました。