民 「無所属の会」6人の
会派入りを了承

衆議院の会派「無所属の会」が、所属議員の個別の判断で、立憲民主党の会派に加わる方針を確認したことを受けて、立憲民主党は、18日の役員会で、会派に加わる意向を示した安住元財務大臣ら6人の会派入りを了承しました。

旧民進党の出身者ら13人でつくる衆議院の会派「無所属の会」は、先週、所属議員の個別の判断で、野党第1党の立憲民主党の会派に加わる方針を確認しました。

これを受けて、立憲民主党は役員会を開き、福山幹事長が、18日、「無所属の会」の側から安住元財務大臣、中川元文部科学大臣、中村元建設大臣ら6人が会派入りの意向を示していると伝えてきたことを報告しました。

そして、対応を協議した結果、会派に加わる意向を示した議員全員の会派入りが了承され、6人は、来年の通常国会が召集されるまでに会派に加わる見通しです。

一方、会派に加わらない意向を示している玄葉元外務大臣を除く、岡田代表や野田前総理大臣ら6人は、今後、地元の支援者らと協議したうえで、立憲民主党の会派に入るかどうか判断することにしています。

福山幹事長は記者団に対し、「個人の判断で、党の政策・理念に共鳴する方が会派入りすることを歓迎したい」と述べました。

国民 玉木代表「それぞれの判断」

国民民主党の玉木代表は、記者団に対し、「それぞれの政治家の判断だ。立憲民主党との関係は、これまでと同様に、国会と選挙においては可能なかぎり一枚岩で戦い、与党に対して厳しく迫る。そして来年の参議院選挙では、1議席でも多く野党の議席を増やすため、勝利を収めていくことが重要だ」と述べました。