自民党 派閥の政治資金パーティー始まる 最初は二階派

自民党の各派閥による、ことしのパーティーが始まり、最初の開催となった二階派のパーティーでは、二階元幹事長が結束を呼びかけました。

自民党の各派閥は毎年春ごろに政治資金パーティーを開いていて、ことしは二階派が、ほかの派閥に先駆けて4月26日午後、東京都内のホテルで開催しました。

この中で二階元幹事長は、3月の岸田総理大臣によるウクライナ訪問について、「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く決意を示した。なみなみならぬ決意を全面的にバックアップする」と評価しました。

そのうえで「平和で暮らしやすい世の中にするため、われわれは政治の真ん中で真剣に頑張っていくことを誓う」と述べ、派閥の結束を呼びかけました。

また、来賓として出席した岸田総理大臣は「政局で大切な『目配り、気配り、心配り』を体現しているのが二階氏だ。日本が転換点を迎える中、二階派の皆さんの力を頼りにさせてもらいたい」と政権運営に協力を求めました。

自民党内ではほかの5つの派閥も5月中旬までにそれぞれパーティーを予定しています。