首都圏マンション11月平均価格 3か月ぶり下落も高止まり続く

11月に首都圏で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格が、3か月ぶりに下落しました。ただ、原材料価格の高騰で高止まりの状態は続いているとしています。

調査会社「不動産経済研究所」によりますと、11月に東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で発売された新築マンション1戸当たりの平均価格は6035万円で、去年の同じ月より1.4%下落しました。

3か月ぶりの下落について、調査会社は、高額の大型物件の販売がそれほど多くなかったことが主な要因としています。

ただ、原材料価格の高騰で建築コストがかさみ、価格は高止まりの状態が続いているとしています。

地域別では、
▼東京23区の平均価格は去年の同じ月より7.5%上昇し、8530万円となったほか、
▼埼玉県は0.2%上昇し、4930万円となりました。

一方で、
▼神奈川県は3.3%下落し、5110万円、
▼千葉県は10.8%下落し、4083万円となりました。