各党の支持率は 岸田内閣の支持率は NHK世論調査

NHKは、今月10日から3日間、全国の18歳以上を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは3661人で55%にあたる1994人から回答を得ました。

各党の支持率は

NHKの世論調査によりますと各党の支持率は「自民党」が40.1%、「立憲民主党」が5.9%、「公明党」が2.9%、「日本維新の会」が4.0%、「国民民主党」が1.3%、「共産党」が2.6%、「れいわ新選組」が0.8%、「社民党」が0.5%、「NHK党」が0.3%、「特に支持している政党はない」が33.1%でした。

岸田内閣「支持」59% 内閣発足後最高に 「不支持」は23%

NHKの世論調査によりますと、岸田内閣を「支持する」と答えた人は、先月より4ポイント上がって59%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、先月と変わらず23%でした。「支持する」と答えた人の割合は、去年10月の岸田内閣発足後、最も高くなりました。

岸田内閣を「支持する」と答えた人は、先月より4ポイント上がって59%だったのに対し、「支持しない」と答えた人は、先月と変わらず23%でした。
「支持する」と答えた人の割合は、去年10月の岸田内閣発足後、最も高くなりました。

参議院選挙は

参議院選挙の投票に行くかどうか聞いたところ、「必ず行く」が50%、「行くつもりでいる」が32%、「行くかどうかわからない」が11%、「行かない」が5%でした。

今回の参議院選挙にどの程度関心があるか聞いたところ、「非常に関心がある」が16%、「ある程度関心がある」が49%、「あまり関心がない」が25%、「まったく関心がない」が5%でした。
「非常に関心がある」と答えた人は、前回・3年前の参議院選挙の同じ時期に比べて、3ポイント低くなっています。

投票先を選ぶ際に最も重視することを6つの政策課題をあげて尋ねたところ、「経済対策」が42%、「外交・安全保障」が17%、「社会保障」が15%、「新型コロナ対策」が7%、「憲法改正」と「エネルギー・環境」がそれぞれ5%でした。

今回の参議院選挙で、与党と野党の議席がどのようになればよいと思うか尋ねたところ、「与党の議席が増えたほうがよい」が25%、「野党の議席が増えたほうがよい」が25%、「どちらともいえない」が43%でした。

新型コロナ対策は

新型コロナの水際対策で、政府は今月から1日あたりの入国者数の上限を1万人から2万人に引き上げたほか、外国人観光客の受け入れも再開し段階的に緩和する方針です。
こうした政府の対応について尋ねたところ、「妥当だ」が47%、「もっと緩和すべきだ」が23%、「緩和すべきでなかった」が20%でした。

感染対策のマスクについて、政府は屋外で会話をほとんどしない場合は、人と距離がとれなくても着用の必要はないなどとする方針を公表しました。
今後、屋外でのマスクの着用をどうしたいか聞きました。
「できるだけ着けたい」が48%、「できるだけ外したい」が37%、「まったく着けたくない」が8%でした。

相次ぐ値上げの影響は

食品や日用品、光熱費の値上げが相次いでいます。

家計にどの程度影響しているか尋ねたところ、「大きく影響している」が26%、「ある程度影響している」が50%、「あまり影響していない」が14%、「まったく影響していない」が3%でした。