佐賀市長 次男誕生で育休へ
“取得で取りやすくなれば”

佐賀市の坂井英隆市長は今月、2人目の子どもが生まれたことから、近く育児休業を取得することを明らかにしました。坂井市長は「育児休業を取りやすい社会環境につながればうれしい」とコメントしています。

佐賀市によりますと、今月上旬、坂井市長に2人目の子どもとなる次男が誕生したということです。

坂井市長はこれを機会に「家族とのふれあいの時間を作りたい」として、早ければ今週中から合わせて2週間程度の育児休業を取ることを明らかにしました。

ただし市長としての責務を勘案し、終日の休みではなく、早い時間や夕方、土日や祝日の仕事を抑えることや、在宅でのテレワークなどの組み合わせになるということです。

坂井市長はことし10月の選挙で初当選し、市議会の一般質問への答弁で育児休業の取得に前向きな姿勢を見せていました。

佐賀市によりますと「九州の各市のホームページを調べたかぎりでは、市長の育児休業取得の情報は見当たらなかった」ということです。

坂井市長は「私が率先して取ることで、育児休業を取りやすい社会環境につながれば大変うれしく思います」とコメントしています。