阪 飲食店は夜10時
までに 人出はまばら

大阪では16日から休業要請などが一部緩和され、短縮してきた営業時間を午後10時までとする飲食店も見られましたが、繁華街での人出はまばらな状態が続いていました。

大阪では緊急事態宣言が続くものの休業要請は一部解除され、居酒屋を含む飲食店に対しては、これまで午後8時までとされていた営業時間についての要請が、16日から午後10時までに緩和され、大阪の繁華街・ミナミでは、営業時間を延長する店も見られました。

ただ、16日は朝から雨もようで人通りはまばらな状態が続き、大阪の繁華街・ミナミにある定食などを出す飲食店では営業時間を2時間延長して午後10時までとする予定だったものの、訪れる客が少なく午後8時半すぎに店じまいを始めていました。

この店では客が密集しないように席の数を減らし、こまめにアルコール消毒をして感染予防の対策をとっていますが、客の数は3分の1程度に落ち込んでいるということです。

店長の岩間大二さんは「周りの飲食店もあかりがついてきたことには安心したが、人通りは少なくにぎわいには程遠い」と話していました。常連客の50代の男性は「こんなに空いてるのは初めてで難しい状況が続きますが、早く感染がおさまりにぎわいを取り戻してほしい」と話していました。