京都予算案
7兆3000億円台半ばに

東京都の新年度予算案の知事査定が始まり、一般会計の総額は東京オリンピック・パラリンピックの関連事業に引き続き費用がかかることから、過去最大だった今年度に次ぐ規模の7兆3000億円台半ばとなる見通しです。

東京都の小池知事は6日から新年度 2020年度の当初予算案の査定を始めました。

一般会計の総額は、東京オリンピック・パラリンピックの関連事業に引き続き費用がかかることから、過去最大だった今年度に次ぐ規模の7兆3000億円台半ばとなる見通しです。

一方、税収は、大都市と地方の格差を是正するとした国の税制改正の影響で、今年度から600億円程度少ない5兆4440億円台を見込んでいます。

また初日の査定の結果、相次ぐ台風被害を受けて電源確保対策を強化するため、
▽自主防災組織の活動拠点などへの非常用電源の配備に6億円、
▽帰宅困難者に開放される民間の一時滞在施設へのスマートフォンなどの充電器の設置に1億円を計上することになりました。

小池知事は記者団に「東京大会を確実に成功させ、次世代につなげるとともに、継続して成長を続けるための取り組みを積極果敢に進めていく」と述べました。

東京都の新年度予算案は今月24日に公表される予定です。