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医師の働き方改革

これまで病院で働く勤務医は労働時間が、実質“青天井”とされ、その2割、およそ6万人の医師が「過労死ライン」を超えて働いていることが問題視されてきました。

実際に過労死が起きるなか、国は2024年4月から時間外労働(残業時間)などを制限する「医師の働き方改革」を施行します。年間の時間外労働は原則「960時間」までに制限され、月の平均では「80時間」となります(事業主となる開業医は対象になりません)

しかし、改革に現場が追いつかず窮状を訴える声や、患者へのしわ寄せを危惧する声が相次いでいます。このサイトでは、現場で働く医師や医療サービスを利用する患者側の声も紹介し、一緒に考えていきます。

医師の働き方改革の記事一覧
ふみ
卒後14年目の医師です。 働き方改革は良い面もありますが、医師不足の僻地において同じように適用するのは難しいところがあります。この記事の例のように僻地において救急医療ができなくなると、その地域の方で脳出血や脳梗塞、心筋梗塞、そして心肺停止状態の方など、時間との勝負であるような疾患の場合、助からない命があるかもしれないのです。 働き方改革はある程度は賛成ですが、どの病院、診療所でも医師を含めた医療従事者に対するメンタルヘルスのフォローができるようになればいいなとずっと思っています。相談ができるような場所があれば救われる命もあると思うのです。
とらたこ
教員です。 「働き方改革」 以前は仕事が終わるまで仕事をしていた。 今は「退勤」を記録に残して、仕事が終わるまで仕事をしている。 「働き方改革」 働き方を改革するってどういう意味? 業務が減ってないのに勤務時間を短くするってどうやってやるの? 「働き方改革」 管理職に「48時間を超えた人は理由を提出」「過労死ラインを超えると面談だよ」 と言われる。立場上言わなきゃいけないのだろうが、仕事、終わらない。 「働き方改革」 問題なのは、我々の働き方なの? 学校の場合、学校改革、教育改革しないと働き方は、我々側の努力で変えられないと思うけど。
傷だらけの天使
脳外科救急などハードな分野で病院勤務していた。寝る暇なく食事シャワーの時間さえろくに取れない。体力的精神的に皆限界だった。周りで過労死した若い医師三人知っている。次は自分の番だと思い辞めました。 医師不足なのに定員減らしてきた厚生行政に疑問。せっかくやる気ある若者を排除し、コスト労力時間かけ育てた医師も失い。これは長年続いてきた事。今頃騒いでいるのが滑稽。