朝ドラ『らんまん』の舞台 高知県佐川町「酒と花のまち」
シリーズ「風景印でめぐる高知」その１
- 2023年10月27日
風景印ってご存じですか？
地域の名所や特産物などを描いた郵便局のご当地オリジナルの消印。その土地ならではの特色が、小さな印の中にぎゅっと凝縮されています。
風景印を通して見える高知県各地の魅力をお届けするシリーズ「風景印でめぐる高知」。
1回目は、朝ドラ『らんまん』の舞台にもなった、佐川町にある佐川郵便局の風景印です。
牧野富太郎博士がモデル「とみたろうくん」
こちらが佐川郵便局の風景印。
この印を求めて、いま、多くの観光客や地域の人々が佐川郵便局を訪れているそうです。
中央には、この地の出身の牧野富太郎博士にちなんだキャラクター「とみたろうくん」がほほえんでいます。
印の使用が開始されたのはことし4月24日。牧野博士の161回目の誕生日でした。
印の背景は、佐川町の観光名所「酒蔵の道」がモデルです。
伝統的な酒蔵や商家の住宅などが立ち並ぶこの通りは上町地区にあります。
同地区は、江戸時代、土佐筆頭家老だった深尾家の城下町で、いまも当時の風情が色濃く残されています。
酒と花のまち 佐川
風景印には、桜とぼんぼりも描かれています。
佐川町は桜の名所としても知られていて、「さくらまつり」が開かれる春には、満開の桜とぼんぼりの明かりで一帯が美しいピンク色に染まります。
この風景印には「酒と花のまち 佐川」の魅力が詰まっているのです。
「風景印でめぐる高知」はこれからシリーズでお届けします。2回目をお楽しみに！
