危険な「脳梗塞」と「心不全」 不整脈・心房細動の合併症

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心房細動による脳梗塞を防ぐには

心房細動の合併症のリスクとして「脳梗塞」と「心不全」があります。これらのリスクが高い人は、不整脈の治療と並行して合併症予防を行います。

心房細動による脳梗塞を防ぐには

心房細動になると、心房の中で血液がよどむようになり、血栓ができやすくなります。血栓が血流によって脳に運ばれると「脳梗塞」を引き起こします。
75歳以上の人、心不全を起こしたことがある人、高血圧や糖尿病がある人、脳梗塞や一過性脳虚血発作を起こしたことがある人は、脳梗塞を起こす危険が高いといえます。

心房細動による脳梗塞を防ぐには

脳梗塞のリスクが高い場合は、心房で血栓をできにくくする「抗凝固薬」を服用して予防します。抗凝固薬には「ワルファリン」のほか、新しい薬として「ダビガトラン」「リバーロキサバン」「アピキサバン」「エドキサバン」があります。

心不全を防ぐには

心不全を防ぐには

心房細動によって心臓のポンプ機能が低下することで、息切れなどの「心不全」症状が起こりやすくなりますが、心不全ための特別な予防薬はありません。
心臓弁膜症や心筋梗塞などの心臓病がある人、貧血の人、腎臓機能が悪い人、糖尿病の人などは心不全を起こしやすいので、これらの病気をきちんと管理することが予防につながります。