終わらない避難生活 ~三宅島・全島避難から一年~
去年9月、住民すべてが避難した三宅島は、その後も火山ガスの噴出が続き、島に帰るめどは立っていない。避難先で仕事が見つからず、家族と離れて仕事をする人たちが増えている。全島避難から1年、先行きの見えない避難生活をどう乗り越えるのか、三宅島の人々の今を見つめる。
去年9月、住民すべてが避難した三宅島は、その後も火山ガスの噴出が続き、島に帰るめどは立っていない。避難先で仕事が見つからず、家族と離れて仕事をする人たちが増えている。全島避難から1年、先行きの見えない避難生活をどう乗り越えるのか、三宅島の人々の今を見つめる。
8月29日種子島で行われた大型ロケットH2A1号機の打ち上げが成功した。過去2回連続した打ち上げ失敗で、大きく水を開けられた日本の衛星ビジネスは、果たして世界に追いつけるのか。瀬戸際まで追いつめられれた日本のロケット開発に迫る。
介護スタッフが目を離したすきに洗面所で転倒し、頭に大けが。夜中、トイレに行くためベッドから降りようとして転落、腰を骨折。今、介護施設でお年寄りの事故が相次いでいる。ちょっとした事故から寝たきりになってしまうお年寄りも少なくない。一人のスタッフが何人ものお年寄りの世話をする介護施設。介護保険の導入後、施設の多くが事故を防ぐための充分な体制を取れずにいる。安全なはずの介護 ...
先月21日、兵庫県明石市の歩道橋で花火を見に来た人たち11人が死亡し、222人が負傷する事故が起きた。NHKは事故に巻き込まれた人から聞き取り調査を行った。津波のように次々と人が倒れたと被害者は証言している。この調査から歩道橋では、群衆雪崩と呼ばれる現象が起きていたことが解った。群衆雪崩はどのように発生したのか。番組では、明石市の歩道橋事故を検証する。
かつてないスピードで高齢化が進む日本。いま定年退職後も、元気に仕事を続けるお年寄りが急増している。豊かな経験と知恵が生み出すアイデアが、企業にとって貴重な戦力として認められはじめている。最先端の研究で、年とともに頭脳が衰えるという常識もくつがえされはじめた。番組では、年をとっても衰えることがない高齢者の頭脳の秘密に迫る。
7月の日本は記録的な猛暑となったが、8月に入り北日本では冷夏に見舞われている。番組では、この北冷西暑という現象による被害と原因解明を目指す科学者たちを紹介する。
小泉内閣の進める構造改革そして、国民の痛み。新たに職を失う人は40万人とも60万人とも言われる。これまで失業者の雇用の受け皿ともなってきたタクシー業界。今、ここに異変が起きている。不況にも関わらずタクシー会社に運転手が集まらない。まる1日動かない大量のタクシー。これは業界始まって以来の出来事だ。原因は運転手の収入の激減だ。大量失業の時代の入口で起きたタクシー業界の異変 ...
国民の3人に1人が遊牧で暮らすモンゴルは、この冬の記録的な大寒波で340万頭ものヒツジやヤギを失った。夏を迎えた今も、雪害は遊牧民の暮らしをほんろうしている。被害が拡大した背景には、急速な市場経済下で大きく様変わりする遊牧の姿があった。遊牧を支えてきた大草原で、何が起きているのか、モンゴルからの最新報告である。