決め手は“小泉改革” ~自民党の参院選~
一昨日行われた参議院選挙。支持率70%を越える空前の小泉ブームの中で、選挙戦は行われた。自民党の候補者たちは小泉人気にあやかろうと、小泉改革の支持と実行を強く訴えた。一方で、改革に危機感を感じている業界は、支持する候補者の当選を目指して組織固めをした。候補者たちは小泉改革を受けてどう戦ったのか。有権者はどのような思いで一票を投じたのか。番組では、小泉選挙を検証する。
一昨日行われた参議院選挙。支持率70%を越える空前の小泉ブームの中で、選挙戦は行われた。自民党の候補者たちは小泉人気にあやかろうと、小泉改革の支持と実行を強く訴えた。一方で、改革に危機感を感じている業界は、支持する候補者の当選を目指して組織固めをした。候補者たちは小泉改革を受けてどう戦ったのか。有権者はどのような思いで一票を投じたのか。番組では、小泉選挙を検証する。
「メイド・イン・チャイナの実力」の秘密に迫る2回シリーズ。中国で生産された安くて高品質の製品が、日本国内で価格破壊を引き起こし、製造業を脅かす存在になっている。あらゆる商品の世界的生産地として急成長する中国。2回目は、世界最大級の電子レンジメーカーの底力と、独自のグローバル企業を目指す家電メーカーを紹介する。
「メイド・イン・チャイナの実力」の秘密に迫る2回シリーズ。中国で生産された安くて高品質の製品が、日本国内で価格破壊を引き起こし、製造業を脅かす存在になっている。あらゆる商品の世界的生産地として急成長する中国。1回目は、眼鏡に押し寄せた価格破壊の波、フレームとレンズ合わせて5000円という眼鏡を可能にした中国の実力に迫る。
これまで、汚い壊れやすいとマイナスイメージを持たれていた中古品が、最近、リユース品とよばれ人気を集めている。新品を扱う百貨店でもリユース品が登場、売り上げを急速に伸ばしている。更に自動車メーカーまでが、部品のリユースに乗り出した。これまで新製品の開発で培ってきた技術をリユース部品に生かしている。今夜は、成長を続けるリユース市場の舞台裏に迫る。
めざましい経済発展を遂げてきたマレーシア。人口2,200万人のこの国を率いてきたのが、今月、首相就任20周年を迎えたマハティール首相だ。強力なリーダーシップで国作りを押し進め、欧米が進めるグローバル化に異をとなえ、アジアの立場から発言を続けてきた論客でもある。マハティール首相は現在75歳、ポスト・マハティールの行方にも関心が集まっている。今、マハティール首相は、アジア ...
市町村によるがん集団検診で「異常なし」とされながら、直後に進行したがんが発見されるというケースが後を断たない。胃がんで1割、肺がんで2割という「見逃し率」(偽陰性率)が報告されている。厚生労働省は、この春に研究班を作り、詳しい実態調査をはじめた。番組では、自治体集団検診の問題点を検証し、お年寄りや主婦にとって、身近ながんのチェック機能はどうあるべきかを考える。
第2次大戦中のナチスによる強制労働の被害者百数十万人に対し、ドイツ政府と企業から補償金総額100億マルクが支払われることになり、先月末、ポーランドで劇的な式典が行われた。半世紀の間、被害者たちが待ち続けた強制労働への補償が実現した背景と残された課題に迫る。
今、学校で人づき合いが苦手な子どもが増えている。懸念が広がる中、人との接し方を授業で教える取り組みが始まっている。この新しい教育法はスキル教育とよばれアメリカで始まった。イジメや学級崩壊の対策としても大きな効果を上げている。スキル教育とはどんな内容なのか。今夜は、新しい教育法の可能性を探る。
雄大な姿で多くの人々を魅了してきた富士山。今、火山としての富士山に向き合おうという気運が高まっている。富士山が噴火した場合の被害を予測する専門家の委員会が、今日東京で発足した。地元の山梨県と静岡県では噴火を想定した初めての防災訓練が行われた。きっかけは、去年秋から富士山で低周波地震とよばれる波形の地震が急増したためだ。富士山の地下でいったい何が起きているのか。火山、富 ...
企業がリストラのために募る希望退職に、いま応募者が殺到する事態が相次いでいる。思わぬ希望者の続出に、企業が戸惑うケースも少なくない。退職を選んだ人々はどんな思いで新たな人生に踏み出すのか、希望退職に殺到するサラリーマンと変わり始めた会社の意識を探る。
人間の記憶をつかさどる脳。いま検査で異常が見られないのに、記憶力の低下を訴える人が増えている。特に目立つのが、20代や30代の若者。なぜ思い出せなくなるのか。この若年性健忘症に苦しむ人たちの実態と、最近の研究で少しずつ分かってきた発生のメカニズムを紹介する。
先週、アメリカから大物政治家が来日した。新駐日大使のハワード・ベイカー氏だ。ベイカー氏は、日米は世界でも最も重要な同盟だと、関係強化に強い意欲を示している。その着任に合わせるかように、日米関係が試される事態となった。沖縄で起きた米軍兵士による婦女暴行事件だ。結局、アメリカ側が容疑者の引き渡しに応じる形で決着した。番組では、今後の日米関係をどうするのか、ベーカー新大使に ...
破産した場合の人生の再出発をしやすくしようとするための「個人再生制度」が4月からスタートした。この制度では、将来見込める収入をもとに原則3年間の返済計画を作成、裁判所が認可すれば返済を開始し、計画どおり返済すれば残額は免除される。申請件数は予想を大きく下回り、数百件にとどまっている。住宅ローンが免除されるわけではないことや、再建計画が認可されるまでの負担などが重荷にな ...
携帯電話でアクセスできる出会い系サイトをきっかけにした事件が、今年に入って続発している。茨城県では18歳の少年が主婦を殺害、京都では女子大生が殺害される事件が発生している。利便性の裏に潜む出会い系サイトの危険性に迫る。
いま数多くのパソコンの力をひとつにまとめ、壮大な謎を解き明かそうというチャレンジが始まっている。宇宙探査から交通渋滞解消、新薬の開発まで、さまざまな分野に及ぶ。一般の家庭にあるパソコンを利用し、スーパーコンピューターを超える超高性能なコンピューターネットワークを作り、最先端の研究に活用しようという新しい取り組みを追う。
先週金曜日、山形大学で3か月遅れの入学式が行われた。出席したのは、工学部で起きた入試ミスで誤って不合格とされていた人たちだ。ミスは5年にわたって続き、428人が不合格とされていた。遅れてきた合格通知を、それぞれ複雑な思いで受け止めている。他の大学に進んでいる人や、既に就職している人など、428人は今、どんな選択をしようとしているのか。番組では、前代未聞の入試ミスの波紋 ...