2022年06月13日 (月)オータマのもっかい会いたい~志摩マリンランド編~
志摩市の水族館「志摩マリンランド」が営業を休止して約1年。
マリンランドに関わった方々や動物たちの今をお伝えしました。
まず元館長の里中知之さん。
いなべ市が行うネコギギの保護事業に携わっていらっしゃいます。
ネコギギは国の天然記念物に指定されている淡水魚。
里中さんは「ネコギギを通して自然の大切さを子供たちに伝えたい」
と話してくれました。
続いて会いに行ったのはケヅメリクガメのセイラさん。
今は伊勢市の伊勢シーパラダイスで元気に暮らしていました。
約12年前、セイラさんの体を洗ったりえさをやったり
お世話をさせていただきました。
当時はセイラさんを軽々と持ち上げていましたが、、、
現在は30キロを超えて持ち上げるのも一苦労。
だいぶ大きくなりました。
セイラさんを飼育するのは
同じく志摩マリンランドからやってきた安部瑞貴さん。
安部さんは主に魚類や両生類を担当されています。
タイミングが合えば、セイラさんのお食事タイムはもちろん、
安部さんが膝にイグアナをのせてえさをやる姿が見られるかも!
こちらはペンギンのニットちゃん。(手前真ん中)
マリンランドからやってきてすぐ環境にも慣れ
パートナーを見つけて赤ちゃんも誕生しました。
ニットちゃんをお世話するのは飼育係の森本陽介さん。
森本さんはペンギンをはじめトド、アシカ、イルカなど海獣担当。
目標とするのはシーパラダイスの田村龍太館長なんですって!
その田村館長は「志摩マリンランドの思いも受け継いで
一生懸命お世話して、元気に長生きしてもらえるように
頑張ります」とおっしゃっていました。
マリンランドにあったマンボウのモニュメントは紀北町の道の駅へ。
一部のケープペンギンは香川県にある四国水族館へ。
四国水族館の方によると、ペンギンたちは病気もせずに
もとからいるペンギンたちとも仲良くしているそうです。
場所はそれぞれ違いますが、新天地で元気に暮らしている
方々や動物たちに会うことができました。
お世話になったみなさん、ありがとうございました。
番外編です。
ネコギギポーズ↓↓
左から、いなべ市教育委員会の矢﨑充彦さん、里中さん、
佐藤俊介さん。実は佐藤さんには以前別の取材でお世話になっていて
約10年ぶりの再会でした。
伊勢シーパラダイスの皆さんです。
今回の撮影は実は海獣が苦手という滝口カメラマンでした。
投稿者:太田磨理 | 投稿時間:21:00