2023年05月16日 (火)まるみえLIVE「伊勢市のビール醸造所」
こんにちは♪ キャスターの高橋美帆です。
4月放送の「まるみえLIVE」では、
伊勢市にあるビールの醸造所にお邪魔しました。

建物の中には、たくさんのビールタンクが!

私がお邪魔した時は、ビールの味の決め手となる
麦汁作りが行われていました。
麦汁は、最初濁った色をしていますが、
ろ過を繰り返してだんだんクリアになって
いくんだそうです。
この日は、黒ビールの麦汁が作られていました。

こちらの醸造所でビールを作られているのは、
佐々木基岐さんと、藪木啓太さん。

藪木さんの祖父母は元農家で、
今は使わなくなった畑があったことから
そこで50種類もの作物を育てています。

その作物を原料に使ったビールを作りたいと、
ビールの製造を始めました。
お二人が作るビールの特徴は、バラエティーに富んだ
さまざまな味があること。

毎週欠かさずビールの新作を出していて、
販売を始めてから4カ月あまりで20種類の
ビールや発泡酒を作ってきたそうです。

こちらは、焼き芋を使ったビール。
甘いのかなと思ったら、ほろ苦さも感じられ
ドライで大人な味わいでした。

こちらは、きんかんを使ったビール。
きんかんは、ご近所の方からもらったもので、
春の新作です。かんきつの豊かな風味を感じました。
また、こんなものも!

「カカオハスク」と呼ばれるカカオの皮。
地元のお店でチョコレートを作る際に
出たものを譲り受けたそうです。
捨てられるはずだったものも有効活用しています。
お二人は今後、使われていない畑も借りて作物を育て、
新しいビールを作りたいと話していました。

ご協力いただいた藪木さん、佐々木さん、
ありがとうございました!
投稿者:高橋美帆 | 投稿時間:13:06 | 高橋美帆 |
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2023年03月08日 (水)「おさんぽ!みえ」津市のいちご農家
こんにちは♪キャスターの高橋美帆です。
1月18日(水)放送の「おさんぽ!みえ」では、
津市安濃町のいちご農家 平松香歩里さんを訪ねました。

平松さんが育てているのは、「かおり野」という品種。
三重県で開発されたいちごで、上品な香りが特徴です。

平松さんのこだわりは、完熟したいちごのみを収穫すること。

真っ赤に完熟したいちごは糖度13度ほど。
3年前の品評会で県知事賞を受賞しました。

1粒いただくと、とってもジューシーで
甘みが口いっぱいに広がって、おいしかったです!
ごちそうさまでした。

実は平松さん。8年前まで美容師として働いていました。

美容師は指名などがあると急に休んだりできないので、
家でできる仕事を考えていたところ、結婚相手の家に農地があり、
いちごが好きだったので、いちご農家になろうと決めたそうです。
農業経験はゼロでしたが、専門の学校などで学んで経験を積み、
今では年間9トンを出荷するまでに。

美容師から農業の世界に飛び込んだ平松さん。
自分の姿が、新たな一歩を踏み出す人の力になればといいます。

平松さん、ありがとうございました!
投稿者:高橋美帆 | 投稿時間:13:23 | 高橋美帆 |
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2022年11月25日 (金)まるみえLIVE「名張で伝統の火縄づくり」
こんにちは♪キャスターの高橋美帆です。
名張市で江戸時代から作られてきたとされる
伝統工芸品「火縄」。
その火縄づくりが11月から始まったということで、
作業の様子を中継でお伝えしました。

火縄は、縄の先端に火をつけて、火種として使うもので、
冬の農閑期に作られてきました。

もとは、火縄銃や日常の煮炊き用の火種として使われていましたが、
明治以降はその需要が減り、
今は主に神社などでの伝統行事のために作られています。
また、名張市にある地元の神社では、火よけのお守りも火縄で作っています。

火縄の材料に使われているのは、真竹。
毎年秋に市内の竹林から切ってくるそうです。

この竹を薄く削ります。
作業をされていたのは、上小波田火縄保存会
会長の岩嵜義孝さんと、堀川正彦さん。

削る作業に使うなたは、特徴的な形をしています。

端に突起があることで、左手を添えることができ、
力が入れやすくなるそうです。
竹を一定の薄さで削ることがとても難しいそうです。
削った竹は2本ずつ合わせて、手のひらで編みます。
作業されていたのは、勝島政信さん。

太さが一定になるよう気を配りながら竹を継ぎ足し、
1本3メートル30センチの長さに仕上げます。

このあとは、専用の道具で火縄をさらに強く引き締め、
3日ほど乾燥させて形を整えれば完成です。
縄の形を整えていたのは、岩嵜義隆さん。

この火縄づくり、2013年には後継者が1人に減ってしまいました。
そこで岩嵜義孝さんが6年前に保存会を結成し、
今ではメンバーも40代から70代までの6人にまで増え、
仕事の合間などに作業をして、伝統を守っています。

会長の岩嵜さんは、江戸時代から続く名張の火縄を
今後も残していきたいと話していました。
実は私、今回が初の中継で、とても緊張していました・・・
ですが、心温かいみなさまのおかげで無事放送できました。
ご協力いただいた上小波田火縄保存会のみなさん、
本当にありがとうございました!

投稿者:高橋美帆 | 投稿時間:13:42 | 高橋美帆 |
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2022年11月25日 (金)「おさんぽ!みえ」伊勢いも農家
こんにちは♪ キャスターの高橋美帆です。
11月9日(水)放送の「おさんぽ!みえ」では、
多気町の特産品、伊勢いもを育てている農家を訪ねました。

伊勢いもは、三重県原産のヤマノイモの一種で、
多気町では300年ほど前から作られているとされています。
「みえの伝統野菜」にもなっていて、強い粘りが特徴です。

生産農家の梅村斉さんです。

梅村さんは現在、約35アールの畑で伊勢いもを栽培しています。
1日に300キロほどの伊勢いもを収穫するそうです。

収穫した芋は、2日ほど置いてから、竹の棒で土を落とし、

そのあと「ひげ根」を火で焼いて、表面をきれいにします。
私は初めて見る光景だったので、驚きました!

出荷された伊勢いもは、県内のスーパーやJAの直売所などに並びます。

農家の梅村さんおすすめの食べ方は、伊勢いもチップス!

2ミリほどにスライスした伊勢いもを、約170度の油で2分ほど揚げて、
塩やこしょうを振りかけたら、完成!

ホクホクで、伊勢いものモチモチした食感も楽しめて
とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

代々受け継いできた畑で伊勢いもを作り続ける、梅村さん一家。
このおいしさをより多くの人に知ってほしいといいます。

ご協力いただいた梅村さん、ご家族のみなさん、ありがとうございました。
投稿者:高橋美帆 | 投稿時間:11:28 | 高橋美帆 |
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2022年10月11日 (火)「おさんぽ!みえ」伊賀のひょうたんアート
こんにちは♪キャスターの高橋です。
9月14日(水)放送の「おさんぽ!みえ」では、
伊賀市にあるまちかど博物館を紹介しました。
まちかど博物館とは、個人のコレクションや作品を
自宅などで公開するもので、県内各地にあります。

今回訪ねたのは、ひょうたんの博物館。
表面に和紙を貼り付けたものや、
穴を開けてランプにしたものなど、
さまざまな作品が並んでいました。

館長の福森弘二さんは、
10年ほど前からひょうたんアートを作り続けています。

これまでに手がけた作品、およそ150点を展示して、
8年前に、まちかど博物館の認定を受けました。

福森さんは、作品に使うひょうたんを自分で育てています。

こちらは、大瓢(おおひょう)という品種で、
50センチを超える大きさになることもあるそうです。
ひょうたんは8月下旬から9月上旬に収穫して、
10日間ほど水につけておきます。

そのあと、中の種や果肉をかき出したら、
3日ほど乾燥させます。

同じ形のひょうたんはなかなかできないそうで、
いびつな形をしたものでも、それが味となって
おもしろい作品に仕上がるといいます。

ここでは、訪れた人が作品を作ることもできます。

私は初心者にもおすすめという、和紙を貼る作業に挑戦!
30分ほどで、かわいいひょうたんアートができました。

ご協力いただいた福森さん、ありがとうございました!

投稿者:高橋美帆 | 投稿時間:15:52 | 高橋美帆 |
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