2023年6月

【みえDE川柳】 お題:冷たい

天 すこしだけ冷たいほうがつづく愛/夜半亭あぶらー虫 さん

  橋倉久美子先生なるほど、追えば逃げるのが人間の常、恋愛においても、片方が熱くなりすぎると、もう片方はその分冷めてしまうということか。何事も、冷たい(冷静な)部分を残しておくのが、長続きさせるコツなのかもしれない。「すこしだけ」というところに説得力がある。
難しい言葉は一つもないが、何やら人生の達人めいた句で、おそれいりましたと言いたくなった。

地 最後まで姿勢保てぬ冷奴/アカエタカさん

 橋倉久美子先生豆腐と言えば、その形は四角いのが一般的。特に冷や奴は、隅をきっちりと直角に切るといっそう涼しげに感じられるし、薬味を従えて盛り付けると、安価な割に威風堂々とした風格さえ備えているように見える。
とはいえ、いかんせん柔らかい食べ物の代表ともいえる豆腐である。形を保ったまま食べ終えるなどということはどうやってもできず、薬味と混ぜ合わされ醤油にまみれ、ぐずぐずになって食べられることになるのだ。冷や奴の擬人化が愉快。

人 夕焼けもひんやりとする別れの日/汐海 岬 さん

 橋倉久美子先生夕焼けが「ひんやりとする」という表現に驚かされた。「冷たいもの」を探したとき、いかにも冷たいものや、逆に熱いものを思い浮かべることはできても、赤くて大きくて温かみのある夕焼けはなかなか思いつかないだろう。また、「冷たい」ではなく「ひんやりとする」と言うことで、体全体で冷たさを感じている雰囲気が醸し出されている。
一読したときは失恋の句と受け取ったが、もっと決定的な別れなのかもしれない。夕日の中に、肩を落としてとぼとぼと歩く姿が溶けていく様子を思い浮かべた。

 

 

<入選>

定番はママの得意な冷や奴/谷てる子 さん
ちょっとしたミスに冷たいセルフレジ/かりんとうさん
言い負けておけばよかった冷たい目/あそか さん
遅刻して冷たい汗をかくデート/山吹みどり さん
既読さえ付かなくなった僕の恋/いちかわいさお さん
川遊び大人もはしゃぎたい猛暑/こまっぴ さん
同情はしても身銭は切らぬ主義/西井茜雲 さん
少子化の仕業冷たい滑り台/たちあおいさん
知っている手品冷たく拍手する/福村まこと さん
猫だから客に冷たくしても良いく/戴 けいこ さん

 

橋倉久美子先生 橋倉久美子先生

   402句のご投句をいただきました。
冷や奴、アイスクリームやかき氷、ビールなどの句がやはり目立ちましたが、予想以上にいろいろな「冷たい」ものがあったり、恋愛や人間関係を題材にした句が多かったりして、楽しく選をしました。
一方、中8、下6、あるいは575のリズムを大きく逸脱する句が少なからずあったのは残念でした。声に出して読むことで575のリズムをたしかめたり、時には指折り数えたりしましょう。特に中8、下6については、これぐらいならいいだろうと思わずに、推敲(すいこう)をしてみてください。

投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:18:50 | 過去の入選作 |   | 固定リンク


【旬食!みえ】赤しそのジュース・和菓子

料理監修:三重調理専門学校

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<赤しそのジュース・和菓子>

 

《材料》

 <赤しそのジュース>

赤しそ     300g
水       1.5リットル
レモン汁    200ml
砂糖      200g
 

 

<赤しその和菓子(8個分)>

赤しそジュース 250ml
粉寒天     4g
砂糖      大さじ2
白あん     160g

 

 

 

<作り方>

■赤しそのジュース

①    赤しそは葉だけを使う。
②    ボールの中で軽く水洗いする。
③    1,5リットルの湯を沸かし、赤しそを入れる。
④    5分ほど煮て、色素を出す。
⑤    煮出した液を、ざるでこす。
⑥    こした液に砂糖を加え、しっかり混ぜる。
⑦    レモン汁を加えて軽く混ぜれば完成。

 

■赤しその和菓子

①    赤しそジュースに粉寒天を加えて火にかける。
②    砂糖を入れてよく混ぜる。
③    バットに移して固める。
④    固まった寒天ゼリーを1センチの角切りにする。
⑤    白あんを丸める。
⑥    ラップの上に寒天ゼリーを広げて白あんをのせ、包んで完成。

 

※「赤しそのジュース」に入れるレモン汁の代わりに重曹を入れると深い緑色が出ます。

投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:17:00 | 旬食みえ レシピ集 |   | 固定リンク


シンガーソングライター マツモトハナノさん【太田磨理】

5月の「オータマのもっと会いたい」では

亀山出身のシンガーソングライター マツモトハナノさんをスタジオにお招きしました。

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ハナノさんはアコースティックギターの弾き語りで、

東海・関西地方を中心にライブ活動を展開。

上京はせず、地元亀山に住みながらアーティスト活動をしています。

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普段は亀山市内で働いています。

同僚の方によると、普段はおっとりしていますが、ライブになると

豹変(ひょうへん)するそう。

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ギターの師匠、若林伸幸さんとの出会いが

今の音楽に大きな影響を与えてくれたそうです。

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ハナノさん!亀山からメジャーデビュー目指して頑張ってください!!

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投稿者:太田磨理 | 投稿時間:20:20 | 太田磨理 |   | 固定リンク


【旬食!みえ】新たまねぎの和風パスタ

料理監修:三重調理専門学校

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<新たまねぎの和風パスタ>

 

《材料4人分》

パスタ       300g
新たまねぎ     2個(1個250~300g程度)
しいたけ      100g
にんにく      2かけ
合いびき肉     250g
塩         少々
こしょう      少々
オリーブ油     大さじ2
しょうゆ      大さじ3
みりん       大さじ2
かつおだし     小さじ1
バター       20g
いりごま      大さじ1

 

 

〈作り方〉    

① 新たまねぎ2個の皮をむき、1個はすりおろし、1個は薄切りにする。
② にんにくはみじん切り、しいたけは千切りにする。
③ 合いびき肉に塩・こしょうで下味をつける。
④ 鍋に湯を沸かし、塩を加えてパスタを表示通りの時間ゆでる。
⑤ フライパンでオリーブ油、にんにくを熱し、香りが出たら合いびき肉を入れ
  ほぐしながら炒める。
⑥ 肉に火が通ったら、薄切りのたまねぎ、しいたけ、すりおろしたたまねぎの
  順に入れてさらに炒め、かつおだし、みりん、しょうゆ、バターを加える。
⑦ ゆで上がったパスタを絡める。
⑧ 皿に盛り、仕上げにいりごまをかける。

 

投稿者:NHK津放送局 | 投稿時間:11:33 | 旬食みえ レシピ集 |   | 固定リンク


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